最後が最初へ🐶🐟
「なあ、友魚?友一か?友有なのか?どこだ。どこにも居ない。俺も来たぞ!どこにいるのだ。応えろ!物語を唄ってくれ。琵琶を弾いてくれ。聞こえないぞ!見えないぞ!どこに行ったのだ?俺の声が聞こえないのか?俺の光が見えなくなったのか?なあ、友魚?友一か?友有なのか?見つけられないなら見つけ出すぞ。見つけるまで探し続けるぞ!見つけたら、あの頃のように唄い踊ろうぞ!今度こそ永遠にもっと自由で踊り続けようぞ!!待っていろ!」
あの人の為に全てを捨てたゆえに視覚、嗅覚、聴覚、触覚が失い、近くにいるはずのに何度もすれ違い見つけられず彷徨い続ける2人。
現代の平家物語の話題により一瞬と繋がり
「友有!!」
「犬王?」
ようやく再会し、あの頃に戻り一つになった所へ。
「今なら自由に出来るな!」
「これから先にも自由だぞ!」
その言葉で友有が
「なら!俺たちの物語を唄い弾き
繋ぐように犬王が
この世に唄い踊り広めるぞ!!」
ただ純粋に唄い弾き踊る2人だけの舞台が輝く。