Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    櫂(かい)

    @op_law_right

    原稿抜粋とか、とりあえず自分の為だな(笑)

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 🍄 ⚓ 💊 🍑
    POIPOI 10

    櫂(かい)

    ☆quiet follow

    ネタ元はとよくさんのヘキネタをお借りしましたっ!いい感じのスモロになったと自己満!(ロくんを描いていてニチャァっとした)パスワードは、接吻を英語で言うと?(カタカナです)

    #スモロ
    smorgasbord

    Tap to full screen (size:5953x8419).Repost is prohibited
    👏👏👏👏👏💖💖😍💖😍😍💖💖💘💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    lll_suki

    PROGRESS6月25日(日) 東京ビッグサイトにて行われるプチオンリー「極上の1杯を貴女に」で頒布を予定している、名探偵コナン/降谷零 夢小説のサンプルです。
    本文中、何度か視点が切り替わります。

    [あらすじ]
    黒ずくめの組織の壊滅まであと少し。
    妻を守るために自身の死を偽装し別れた降谷と、彼を亡くした日常のなかで必死に生きようとする妻が、もう一度出会うまでのおはなし。
    ハッピーエンド。
    拝啓 春へ置き去りにしたあなたへ おしまいはほんとうに突然で、それはよく澄んだ、春のおわりだった。

    「ご無沙汰しております」
     警察官の夫と、私と、それから子犬のハロ。ふたりと一匹暮らしのマンションに突然訪れたのは、篤実そうな男性だった。
     夫の部下だという男性は、『風見』さんと名乗った。彼と顔を合わせるのは確か、これが二度目。高い背丈と、あのひととは正反対に吊り上がった瞳がつよく印象に残っている。
     どうぞこちらへ。そう室内へ促した私に、春の空気をまとった彼は、ただ首を横に振った。
    「きょうは、こちらをお届けに伺ったんです」
     そうして手渡されたのは、真っ白な陶器の蓋物だった。私の両手のひらにちょうどぴったり収まるほどの、つるりと丸くて軽いそれ。薄い生成りで包まれているのに氷みたいに冷たくて、受け取った途端、言いようのない焦燥感が背を駆け抜けた。
    8383