トモル☆quiet followDOODLEネロ Tap to full screen (size:1020x1447).Repost is prohibited トモルDOODLEネロファウ トモルDOODLEフィガファウ トモルDOODLEオーカイ トモルDOODLEオエおたおめ トモルDOODLEファ(塗り方模索中…) トモルDOODLEカナヲ recommended works YuLDONEミスラ誕生日おめでとう!(大遅刻)+おまけ 2 はるのDOODLE ゆっこ♨️DONEアイコン用の因縁/20200409 single_insectTIREDお布団 ローズベルDOODLEちびオーエンのとこだけ はるのDOODLE ガガンDONEまほやく祈願絵と感謝絵 4 みりんDONE西の祝祭💎✨ あおいMOURNINGフィガロの得意な魔法にドン引きする賢者ちゃん(♂)俺が引いていることだけは感じ取っているらしいフィガロが、先程言った通り小さな花火を魔法でつくっている。それをぼんやり目に映しながら、今度は俺自身の心が背筋を寒くする。おそらく、俺に得意な魔法は何?と聞かれたから実際にやってみせた、それだけだ。彼にとってはそれだけのことでしかない。耐え難い苦痛と、それを一瞬で忘れさせる高揚。甘い声。正しく麻薬だ、と思った。あんな魔法を本気で、例えば恒常的に使われたら人の心はどうなってしまうんだろう。誰かに使ったことがあるのか、とか、なんでそんな恐ろしい魔法を何も言わずに試すんだ、とか、言いたいことは色々あったが怖くて言えなかった。ただぼんやりと、彼が魔法で生み出した暖かい光を見ている。そんな俺を見てやっぱり見た目に分かりやすい方がいいのかな、などと言いながら彼は嬉しそうに笑う、いつもの笑顔だった。フィガロ先生、と自分を指すときの優しい顔だ。「フィガロは」「うん?」知らず言葉がこぼれる、何を言おうとしたわけでもない。何も続けられず、かと言ってなんでもないとも言えず、俺はそのまま黙った。自分の手元を見つめて押し黙る俺にフィガロは何 875