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    zerin_fah

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    のくたの諸々倉庫

    DONE「俺たちだけのかみさま」/転生話。死ネタなど含みます(+時事ネタ)

    後で色々修正して支部に上げるやもしれません。何でも許せる方のみどうぞ。
    その男はただ、岩のように目を閉じていた。
    「……ねえ、お兄さん大丈夫? 生きてる、よね」
     その様子を見かねてか、声をかけたのは茶髪の青年だ。腕組みをして道端に1人、微動だにしなかった男の目がゆるり、と開かれる。
    「ああ、生きているぞ」
    「よかった、さすがに立ったまま死んでる……なんてことはないと思ったけどさ」
    「……ふむ、お前はひとつ、失くしものをしているな?」
    「へ……」
     言われて青年は、深海の瞳をひとつまたたく。どうして、とこぼれたその言葉が、続く理由で問いになるのを待つ間──男こと鍾離はふと、とあることを思いついた。
    「よく分かったね、お兄さん。俺この辺りについては詳しくないんだけどさ、どうしてかずっと……うん、それこそ生まれてからずっと、ここに大事なものを落としたような気がしてて」
    「そうか、ならば俺も……お前と一緒に探し物をしよう」
     言うなり鍾離の体から、ふわりと光が浮かんでは消え──青い瞳の青年が呆然と見守る中、それらが全て宙に消えてから、「それでは行くぞ」と背を向けた。
    「……お兄さん、今の何?」
    「鍾離だ。大したもの……ではあったが、俺が持っていると不公平になるも 9750

    のくたの諸々倉庫

    PROGRESSいつか、その隣で笑えたなら/ディルガイ

    「猫の王国」パロ進捗(随時更新その1)。死ネタ前提のためご注意ください。
    色々都合よく変えてます。
    じわり、と優しいあたたかさに包まれて、ガイアは自分の体がひどく冷えていたことに気付いた。
    「……え、あ……」
     ここはどこだ。唐突に訪れた心地よさに、瞼を開くことすらなんとなく億劫で、けれどいつまでもそうしているわけにもいかなかった。
     ──そうして開いた視界の中、まず目に入ったのは白い天井だった。
    「ここ、は」
     言いかけてふと、褐色の肌が目に入る。どうやら自分が全裸であるらしいと、知覚した瞬間ガイアは体を強張らせた。
     だが特に重苦しいわけでも、痛むわけでも汚れているわけでもないことを知ってふう、と息をつく。そうしてようやく見回した室内は、雪原を思わせる白一色。ガイアが寝かされていたベッドは随分と質の良いもので、何が起こっているのかを彼が理解するよりも早く。
    「……ようこそ、猫の国へ」
    「ッ⁉︎」
     耳慣れた声、に感じた。けれどガイアが知っているものより少し低い。慌てて声のした方へと目をやれば、そこには壁にもたれた青髪の青年が1人。
    「……お前、は」
    「僕はラグ。どこにでもいる猫騎士だ」
    「何、言ってんだよ……?」
     意味が分からない。どこからツッコめばいいのかも、そもそもお前髪は 9248