(未定)(バレンタイン)(現在プロットのみ)ログラインこれまでまともにお菓子を食べたことないであろうナギリさんが初めてまともに食べたチョコを通じて神在月先生と無意識にいちゃいちゃする話。
状況整理発端:
いつものように神在月先生宅にヘルパシに行ったツジタさん。神在月先生はあいかわらずまともに原稿が出来ていないので待つことになる。
「バレンタインだったからさあ、ありがたいとこに僕んとこにもチョコレートを贈ってきてくれる人がいて……よかったら食べていって」
ナギリさんはもちろんバレンタインを知らないが、チョコレートはなんとなく知っている。でもきちんと食べたことがない。興味を持って手を出す。
ちなみにチョコレートはきちんとオータムのチェックを受けているのでご安全です。
反応:
ナギリさんはチョコレートを食べる。以前もらったのど飴をかみ砕いて神在月先生に「そうじゃない」と泣かれたことがあったので、試行錯誤する。
舐める。
そっと噛む。
舌で転がす。
口を開けたり閉めたり。存分に味わう。ちょっと気に入る。
ふと気付くと神在月先生は原稿に向かわず、ナギリさんがチョコレートを食べる様子をスケッチしていた。
「えーん、動画じゃなくてラフスケッチならセーフだったと思ったんですーー!」
何がセーフ?
山場:
神在月先生いわく
「だってツジタさんの食べ方がすごくエロかったから……。ただ見てるだけとかもったいないなあって、でもほら盗撮とか失礼だしそれで」
ますます分からない。
「エロい食べ方とはなんだ」
「う、うーん? なんだろう」
もしかしたら哲学的なところを突かれているかもしれないとへどもどする神在月先生。第一そもそもエロってなんだ? なにをもってエロとする?
「うーんうーん僕お色気描写は苦手だから言葉にするのも苦手で」
「だったらおまえがエロい食べ方ってのを実践してみればいい」
「え、ええっ!?」
結末:
「ごめんなさい。僕にはできません」
「ふぅん」
「だからね、できるツジタさんはすごいと思う」
「……ふぅん」
全然わからないけど何故か悪い気はしないナギリさん。
ちょっといい雰囲気になる。
が、原稿は待ってくれない。気付いたナギリさんが改めて神在月先生を追い立てる。