相手の急所に触れなきゃ出られない部屋 「……誰が、何の為にこんなイデアを設計したんだ……」
書いてある言葉を読んだ後、深く重たいため息を吐きながらエメトセルクは眉間を押さえているが隣にいる私はエメトセルクの下半身のアレしか出てこなかった。急にこんな部屋に閉じ込められ急所に触れろと指定されたんだ、咄嗟にそう思ってしまう事ぐらいは許してほしい。
しかし触れろという指示しか出ていない、エメトセルクのソレにはもう何度か触れているし、抵抗感はあれど嫌ではない。行為を強いられているわけでもないし。
「わ、私がやるよ! 大丈夫、痛くしないし!」
「やめろ、絶対に加減出来ないだろうお前」
「そ、そそ、そんな事ないよ!? ちゃんと出来るもん! そういうエメトセルクは加減出来るの?」
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