神崎姫の大切な人【古い友人(篠崎ケイ)】
コードネーム『真祖”マスター・ノスフェラトゥ”』
昔、戻ってこれなかった友人がいた。
彼は正義感に溢れ、それに見合う素質を持っていた。
自分をヴァンパイアの真祖だと信じ、姫をその仲間だと信じ切っていた。
正直姫自身はどうでもよかったが
それが彼のロイスだと知っていたが故ごっこ程度に付き合っていた。
彼の名前は篠崎ケイ。
赤ん坊の頃に一人でいるはずの部屋から人の気配がし、両親が扉から覗いて見ると
人の形を成していない何か、母親の面影を模したモノが赤ん坊をあやしている姿が発見される。
後に、力が弱く形成は出来ていなかったがブラムストーカーの力で従者を呼び出していたことがわかる。
両親も最初は不審者か怪奇現象と思われ、何度も引っ越しを繰り返す。
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