ばじふゆが足つぼマッサージに行ったらいろいろバレた話「あっ……ぁ、……それっ…………もぉむりっ……」
千冬は耐えきれず身を捩って膝にかかるバスタオルをぎゅうっと掴んだ。
「千冬ぅ……もうヘバんのかよ……さっきまでの勢いはどーしたぁ?」
場地が額に汗を滲ませながら、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
「だっ……て……こんなんだとは思ってなくて……っ……あっ……やっぱむりっ……」
「無理とか言うんじゃねーよ……もっといけんだろ」
「場地さんだって……限界な癖にっ……やっ……オレ、もうっ……」
千冬はバスタオルを握りしめる指にぐっと力を込めた。堪えきれず涙の滲む目で場地に訴える。
「あっ……むりっ……そこだめっ……うぁっ……ぁ……」
千冬の体が不規則にビクビクと跳ね、どこでもいいから何とか体を逃がそうともがく腕が背もたれに伸びる。
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