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    knぽいぴく

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    AIが書いた弓槍小説?らしきもの

    #弓槍
    bowgun

    アーチャーは、ランサーが好きだった。
    「……お前は、本当に」
    呆れたように言うランサーに、アーチャーは肩をすくめてみせた。
    「どうやらそのようだ。しかし、君も大概だな。こんな男と一緒にいたいだなんて、どうかしているぞ?」
    「うるせえよ」
    そう言って、ランサーが笑う。
    それは、先ほどまでのどこか皮肉げで自嘲の混じった笑みではなくて、本当に心の底から楽しそうな笑顔だった。
    「…………」
    そんな彼の表情を見て―――唐突に、アーチャーは自分の中の何かが満たされていくような気がした。
    聖杯戦争の最中だというのに、マスターとサーヴァントとしての信頼関係を築くどころか、互いに背中を預け合うことさえ拒否してきたというのに、それでもなお、この男は自分を信頼してくれているのかと思う。
    それが嬉しくないわけがない。
    「ああ、まったく……君の考えていることは分からんな」
    苦い笑いを浮かべながらそう告げたあとで、彼はほんの少しだけ気合いを入れるために自らの頬を叩き、そして言った。
    「行こうか、ランサー」
    「おう!」
    応える声とともに、赤い槍を持つ腕が前へと突き出される。
    その瞬間、再び大気を震わせるほどの衝撃音が鳴り響き、目の前にあった扉が吹き飛んだ。
    「―――行くぜッ!!」
    叫びとともに、二人の戦士が廊下に出る。
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