甘い猫ちゃん夜にリビングでくつろぐまったり時間。
「スオ〜、come〜♪」
ソファに腰を下ろして、おれより後にお風呂から上がったスオ〜を呼ぶと、耳もしっぽもピンと立てて、スタスタと歩いてきた。sitと膝の間をとんとんと叩くとそこにぽすんと座る。ドライヤーで髪を乾かした後、スオ〜の服をぺろりとめくって直接お腹をつんつんとつつく。ん〜やっぱり触り心地最高だな〜♪
「スオ〜のお肌はもちもちふわふわぷにぷに〜♪」
「ひゃっ。お腹をつつくのはやめてください。それに司は太ってません!」
「一言も太ってるなんて言ってないだろ〜?むしろ美肌って褒めてるんだぞ。」
「はぁ。確かに凛月先輩や鳴上先輩も時々私に抱きついてきてぷにぷにだのハリがあるだのおっしゃいますが……。」
「うぅむ。あいつらスオ〜に触りすぎ!この柔らかいお腹もほっぺもお口も、スオ〜の身体ぜーんぶおれのものなのに。」
「ふふ、ちょっとしたphysical contactでしょう?今みたいにいやらしい手つきで触る人なんて、あなたしかいませんよ。」
しっぽがおしりを触ろうとしていた手に絡まってきて、グイグイと触らせないように押してきたから、仕返しにしっぽの付け根の上を撫でたらスオ〜の身体が大きく跳ねる。
「うにゃっ。ちょっとどこ触って……んっ。」
振り向いたスオ〜の唇を奪う。
「ん、ふぁっ。」
何度も口付けて、空いた口に舌を差し込んで引っ込んだスオ〜の舌に絡める。潤んでくるアメシストいっぱいにおれのペリドットが映って混ざり合う。もうそろそろ息苦しくなってきたかな。
「ぷはっ。はぁっはぁっ。にゃ、んでいきなり。」
「スオ〜の美味しそうなお口が目の前に来たから♪」
唇を解放して、耳を横にへちょっとさせて体重をかけてきたスオ〜の頭と猫耳にちゅーをひとつずつ。
「美味しそうってなんですか……。」
プクッと膨れた真っ赤なほっぺもりんごのようで美味しそう。スオ〜は全身甘くてスイーツみたいだからついつい食べたくなっちゃうのは仕方ないよな。
「なぁ、もう待てないからさ、ここでシよ。」
「最初からそのつもりでCommandを使って私を呼んだのでしょう?」
「正解...☆」
明日から3日間オフだし、前したのは先月のスオ〜の発情期の時で、その後お互い忙しくてこうやってイチャイチャすることすら出来てなかったから、今日シないという選択肢はない。
「今日はこうなると思って、showerで準備してきました。ですから、めいいっぱい蕩かしてくださいね?」
手に巻きついていたしっぽが指輪をすりすりと撫でる。そのしっぽに誘われるようにソファに身体を押し倒した。
「いいよ。そうだな〜、明日一日ベッドにいなきゃいけなくなるくらい沢山愛してあげる。」
「望むところです。」
「んじゃ、いただきます。」
色っぽく微笑む口にパクりと噛み付いた。