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    せがわしょうこ

    らくがき放ります! 今は桃英にはまっています!
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    せがわしょうこ

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    2022年冒頭ごろのMCUよく見てた時の感想です。

    ##感想

    キャプテンカーターにメロメロになりMCU作品を結構まとめて見た話「キャプテン・アメリカ ザ・ファーストアベンジャー」を妹の隣で見たのは2019年のことだった。

     気持ちは強いが身体は小柄でひ弱な青年スティーブ・ロジャースは、超人血清によって強靭な肉体を得、スーパーヒーロー「キャプテン・アメリカ」となって戦う。彼は戦いの中で氷漬けとなって眠りにつき、70年の時を経て再び目を覚ました彼はアベンジャーズの一員となる……はじまりの物語だった。
    歴史物としても面白く、真剣に見てしまった。主人公スティーブ・ロジャースは物腰は優しいが気は強く真面目な良い奴で、彼の想い人ペギー・カーターも気の強い素敵な女性だった。互いに好意を抱いており、2人でダンスを踊る約束をしているが、作中では果たされない。

     その後にエンドゲームを見たので、スティーブとペギーが念願のダンスを踊るラストシーンでは思わず落涙してしまった。
     ただしそれまでに私が見ていた「アベンジャーズ」は直前の「インフィニティ・ウォー」のみ。MCUのシリーズ作品も、半分も見ていなかった。



    キャプテン・カーターとの出会い



     2022年正月、妹がMCUシリーズのディズニープラス限定配信ドラマを視聴する為に、改めてディズニープラスに加入した。
     さまざまな作品を見る中で、妹がMCUシリーズのアニメシリーズ「WHAT IF…?」を見始めた。この作品は、MCUの作品のある設定がもしも本編とこのように異なればどうなるのかという仮定の並行世界の物語である。マーベルコミックに元々「WHAT IF…?」シリーズがあるそうだが、このアニメ版は漫画の内容が直接の原作ではなく、あくまで映画のMCUシリーズを元にして新しく作った独自のストーリーだ。第1話はなんと「超人血清を打ったのがスティーブでなくペギーだったら?」という設定のストーリーであった。
    キャプテン・カーターの誕生である。

     そのキャプテン・カーターがあまりにも最高すぎたのである。
     めちゃめちゃ面白いしキャプテン・カーターがあまりにも最高、最高の女!!!!!!!!!
     元々気が強い人なのはわかっていたが、敵をしばくのをめちゃめちゃ楽しんでいる……!!!!
     正義の鉄拳すぎるぜ……。かっけえ……。
     女だから云々の偏見も跳ね除ける……。
     そしてスティーブとのロマンス……。
     好きだ……。キャプテン・カーター……。
     身体はひ弱なままのスティーブも気持ちがめちゃくちゃ強いので、スーパーロボット・ヒドラストンパーに乗ってカーターと共に戦場を駆ける。ヒドラストンパーに乗って現れてキャプテンカーターを称える最初のシーンも、スティーブの晴れやかさが最高だ。2人がバーでお互いを自分にとってのヒーローだと言い合うシーンもしっとりといい雰囲気で素敵だった。(その後のぶち壊しぶりも良かった)
     ファーストアベンジャーとは一部展開が異なるところもあり、もしかしたら本作の中でダンスすることができるのでは? と一瞬思わされた。
     だがファーストアベンジャー同様、2人はダンスを踊れないまま、この物語は終わる。カーターは戦いの果てに70年の時が流れた後の世界に現れ、ニック・フューリーにアベンジャーズへスカウトされる。
     いや……。つらすぎんか……。

     そんなわけで1話で大大大ショックを受けたのである。「WHAT IF…?」の最終回にまたカーターが出るようだったので、結局最終回まで全ての話を見た。どの話も面白かったが、1話以外だと特にゾンビ回と闇落ちストレンジ先生回が好きである。

     最終回では今まで描かれたIFヒーローが集められて強大な敵に立ち向かう。奮闘の末、全ての世界の平和は保たれた。
     元の世界に戻る前に、ヒーローたちを集めた観測者(ウォッチャー)に対してペギーが「ハッピーエンドにならないの……?」と言うのも胸がギュッと締めつけられた。

     元の世界に戻ったペギーは、あるものを見つけることになる……。それは……。
     うおおおおお! ヒドラストンパー!!!!!!!!!
     ハッ、ハピエンでは!?!?!?!?!(ありがとうございます!!!!!!!!)
     シーズン2の作成予定があるそうなので、出揃ったらまたディズニープラス入るしかねえ……。
     幼稚園児の頃からカプ厨(それも悲恋男女カプな……)だったオタクはもうダメです……。



    アベンジャーズシリーズを改めて履修しようと思った理由〜ナターシャのこと

     さて、「WHAT IF…?」を最終回まで見て実感したのが「ナターシャのことも元のシーンも全然知らねえ」である。
     最終回冒頭とラストでペギーの相棒として隣にいるのはナターシャ(ブラック・ウィドウ)だ。
     ペギーは別の世界にIFヒーローが集められた先の世界にいたナターシャ(最終回の前の回の世界のナターシャ)とも共に戦う。ナターシャは3話目でも中心人物として登場した。
     ナターシャがMCUアベンジャーズシリーズ第1作目から登場するらしいことは知っていたが、どんな人なのかは全く知らなかった。そのため、2019年にエンドゲームを見たときはあまり印象に残っていなかった。

     アベンジャーズ第1作を見た。ナターシャは一番最初のシーンから登場するキャラクターだ。以後エイジ・オブ・ウルトロン→シビル・ウォー→ウィンター・ソルジャーと見進めて行ったが(※うっかり間違えたのだが、ウィンター・ソルジャーとシビル・ウォーは順序が逆である)かなり面白いキャラクターだった。
     ナターシャとブルース・バナーとの淡い恋愛関係も切なかった。「自分だけが怪物だと思う?」と自分の人生を彼に語るナターシャ……。ホークアイとの相棒関係(ホークアイの家族とも仲良しである)、スティーブ・ロジャースとの友情(ここが「WHAT IF…?」のペギー・カーターとの友情の元になっている)……。
     めちゃんこかっこいい姉ちゃんじゃねえか……。
     一通り見た後にエンドゲームを改めて見た。ナターシャは世界の人間が半分に減った後も他に家と言える場所のないスティーブと共に頑張っていた。それが、戦闘以外であんな……命を落とすことになるなんて……あまりにも悲しかった。


    アベンジャーズシリーズ本編を見ていなかった理由と見てからの変化〜アイアンマンのこと

    以前エンドゲームを見る前に見ていたMCU作品
    ・アイアンマン(1)
    ・ファーストアベンジャー
    ・マイティー・ソー(3)
    ・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(1・2)
    ・ブラックパンサー
    ・ドクターストレンジ
    ・インフィニティ・ウォー

    どの作品も楽しく見たのだが、アイアンマンにだけはいまいち没入できず主人公にも感情移入できなかった。理由はシンプルで、最初から頭脳も金も名誉も持っているうえ居丈高だからである。私はルサンチマンを拗らせているので、本人の欲しいものを最初から持ち得た人間があまり好きではない。その上態度が悪いと「キ〜〜ッイヤな奴〜〜〜〜!!!!!」と単純に思ってしまう。
     アベンジャーズ本編を見ていなかったのは、アイアンマンが主人公だと聞いていたからだ。

     ならば何故インフィニティ・ウォーとエンドゲームは見たのか。MCUシリーズを一通りご覧になった方なら、おわかりだろう。インフィニティ・ウォーはマイティ・ソー3作目バトルロイヤルの直後から始まり、ガーディアンズのキャラクターもドクターストレンジもブラックパンサーの国「ワカンダ」も登場する。別個で見た作品の続きの立ち位置にあるのだ。
     そのあとでまた別の流れで「キャプテン・マーベル」も視聴済みである。


    WHAT IF…?を見た後に改めてエンドゲームを見るまでに見た作品
    ・アベンジャーズ
    ・エイジ・オブ・ウルトロン
    ・ウィンター・ソルジャー
    ・シビル・ウォー
    ・マイティソー(1・2)

    ・シャンチー
    ・エターナルズ
     上記2作品はエンドゲームより後に上映された作品だ。
     シャンチーは自分の中にある2つの血縁のどちらも大切にし、かつ血縁とは関係ない自分の選んだ生活も大切にするメッセージがすんなり入ってくる作品だった。父親は……愛を知った悲しきモンスターみたいな感じで……最終的には息子と戦わない・ハッキリした共闘もしないことには少し拍子抜けしたが、アクションシーンもハラハラさせてくれたし、妹・友だち・叔母ともふもふ神獣モーリス&役者おじさんなど魅力的なキャラクターがたくさん登場した。正直コマーシャルを見て想像していたより5万倍面白い作品だった。(上映当時SNSでもよく言われていたが特に神獣が出てくる場面は宣伝に出しておいてほしかった)
     シャンチーが参加すると思われる新アベンジャーズも今まで以上に楽しみになった。


     アベンジャーズ本編も1作目ではなんだかんだ言ってラストの見せ場を持っていくアイアンマンにムカついた。スティーブの超人兵士となってヒーローをやっていることをパチモンかの如く言うことにもムカついた。エイジ・オブ・ウルトロンでも「いや、アイアンマンそんなん言うておまえが悪いやろ」と思ってしまいムカついたし、シビルウォーでも「いや国連の傘下に入るべきじゃないだろ」と思った。
     だが、エイジ・オブ・ウルトロンで見せられた幻に傷つくところなどのトニー・スタークなりの表に出さない苦しみ、父の技術で超人兵士となったスティーブに嫉妬していたとスティーブ本人に正直に告げるところ、スパイディのスカウト、妻子への愛情……。周りの人への愛情深い人間なんだということを段々わかってきた。以前にエンドゲームを見たときはトニー・スタークのことは何も考えていなかったが、ネビュラと漂流していたときのこと、家族との生活を守ろうと一度は断ったが結局チームに戻ってきてからの最後までのことを見て……心が動いた。


    エンドゲームを2回見た後に見た作品
    ・アイアンマン(3)
     シャンチーとつながっている作品として見たいと思ったのと、アイアンマン(トニー・スターク)にも愛着がわいてきたのもあり、アイアンマンの3作目を見た。
     監督のハッピーがめちゃめちゃおいしい役で笑ってしまった(そういうもん!?)
     結構ワクワクドキドキした。助けてくれた少年とのやりとりも良かったし、妻との関わりも良かった。
     ラストのトニー・スタークの「スーツがなくても私はアイアンマンだ」というようなことを語るナレーションで、エンドゲームのことを思い出した。
    カッコいいじゃねえか……。アイアンマン……。
     アイアンマンのことをかなり苦手な状態からどちらかというと好きくらいまでになって良かった。知ることで好きになれるものが世の中にはまだまだあるんだという希望にもなった。ありがとうアイアンマン。ありがとうトニー・スターク。
     スパイダーマンは追々見ます。

     ドラマシリーズは妹が見ていたのを隣で少し見たので見た気になっているが最終回だけ見てわかった気になっていたりする(良くないですね〜!?)



    エンドゲームで気になったところ

     ワンダはおそらく超能力が作中トップクラスに強いので、最後までワンダがサノスと対峙していればアイアンマンは死ななくても良かったのではないか?
     彼女が戦闘できなくなる理由、足止めする描写が欲しかった。戦闘力が高く、かつへばっていないドクターストレンジは足止めされる理由が描かれていたが、ワンダには全く何もなかったので、今空いているはずなのになぜ出てこないのか大きな違和感があった。
     足止めの場面があった方が女性陣全員まとめる中に入れるより余程良かったと思うが……。




    おわりに

     ディズニープラス内で公開されていた近作のメイキング映像「アッセンブル!」内の「WHAT IF…?」回で「MCUを全部見なきゃ、と思わせるような作品にしたい」と制作者が言っているのを見てめちゃめちゃ笑ってしまった。私はまんまと策にはまってしまったようだ……。
     今後も楽しませてもらおう。アッセンブル!!

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