Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    ももた

    @momoGameholic
    ふわっと浮かんだお話をえいやっ

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 🍻
    POIPOI 162

    related works

    recommended works

    Yoruma_ma

    DOODLEルマはグノ時、仲良く生き残った乗員をぺろりますがその時何が起こってるか夕里子は知っています夕里子は「どうなってもこの人を信じ委ねる」と決め、ルマを勝たせてくれた
    そして正体を現したルマに消されるのを待つのみ、と大人しくしていた

    でもルマは夕里子を優しく抱き抱えるようにしてベッドに連れていった
    なんとなく何が起こるか、察しはついた
    「すまない、どうしてか我慢ができないんだ。君のことが愛しくて、こうする他にできない気がする、痛くはしない、すまない」
    他に経験はないがおそらくは、ひどく優しくキスをされた

    こうなったのは彼女の背後の悪神のせいに他ならない
    夕里子は理解していた
    認知の歪みを正せばルマは正気に帰るだろうか
    頬に手を添えてルマの認知に触れる
    ルマは不思議そうに目を細め、夕里子の手のひらを舐めた
    とろけた目はうっとりと夕里子を見つめる
    どうやら効果はないらしい

    しばし考え、ひとつの結論に至る
    なるほど、ルマが「夕里子が好き」なことは事実
    あの悪神がやっているのは、その気持ちのタガを外すこと
    認知の歪みはここには存在しないのだ

    「……好きになさい」
    悪神には腹が立つが、夕里子は目の前の女を好いていた
    悪神のことなぞ知らぬ彼女に要らぬ負担はかけるまい。その位の慈愛は持 507

    kosuke_hlos

    DONE初オスブラ。
    どこがと言われそうですが、書いた自分がそのつもりなのでそう言い張ります。
    一日の任務を終え、トレーニングの汗を流し、アレキサンダーの世話を焼いて眠る。
    いつものルーティンだったが、今夜は違うことがある。
    部屋着でくつろいだ姿のブラッドが、椅子ではなく、ベッドに腰掛けていた。
    視線を感じて顔を上げると、ぱちりと目が合う。
    世のどの宝石よりも美しい瞳に浮かぶのがどんな感情なのか、正しく知ることは一生出来ないと思う。
    思うが、知りたいと思うことをやめてはならない。
    だから、オスカーは視線を逸らすことなく、浮かんだ言葉を投げかける。

    「餌やり、しますか」
    「もう十分な量をやったろう」
    「では、撫でてみますか」
    「…俺が撫でても、アレキサンダーの機嫌を損ねるだけだと思うが」
    「え、と……あ、では珈琲を」
    「まだ残っているから大丈夫だ」
    「……すみません」
    「何故謝る」
    「ブラッド様は、何か俺に言いたいことがあるのではないですか」
    「……」
    「それが、わかりません。ブラッド様のお側にいながら…だから、す、」

    詫びる言葉は、唇に押し当てられたブラッドの指先ひとつで、あっさりと抑え込まれてしまった。
    どこかしっとりとした感触は、自分の口唇が乾燥しているから余計にそう感じ 711