裏切り者の恋 組から「最近関西で幅利かしてる稲荷崎組を調べてこい」と言われて単身関西へ。とりあえず稲荷崎組のシマのバーで働いていると、関西圏ではないその筋の下っ端のようなやつが店に来て騒ぎ出す。困ったフリをしていると、たまたま様子を見に来た侑と銀が対処する。自分の管轄の店の人間は覚えている銀とはじめましてした角名は「こいつはイケる(チョロい)な」と判断。関西は初めてだということでいろいろ相談に乗ってもらいながら、ちょいちょい探りを入れていく(稲荷崎のシマの範囲、協力・敵対関係の組はどこか、構成員の詳細、収入源などなど)。銀もさすがに簡単には口を割らないけど、酒が入ったら少しは緩くなるのでその時に何気ない話題に紛れて聞き出してた。それでも組の不満がほぼ出てこないので、自分の組とは雲泥の差だなと少し羨ましくなる。
2123