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    チンチラ可愛いね

    引きこもり生活をしていたい気持ち。
    落書きが楽しい。推しは最高。どこかで社会人して生きてます。

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    POIPOI 27

    そういえばかいてた!と思い出した。
    リテ光♀️でウルコドちゃん。

    月に行く君へ目の前の装置に乗れば、その先は月。未開の領域とされている。どんな危険があるかわからない。しかし、協力者もいると聞いたので、月に行くこと自体は大丈夫だろう。と、コドウは楽観的に考えていた。
    彼女にとって、気にすることは別にある。

    過去に何度も、遠出することを連絡しなかったことで、リテイナーのふたりに心配されていた。

    特にウルシから心配され、帰った際に苦しいくらい抱き締められた。少し話をする時間はある。今回くらいはきちんと連絡しよう。そう思い、リンクパールに触れた。

    「もしもしウルシくん?」

    「コドウ?どうした、仕事以外の用事か?」

    「あのね、これから月に行ってくる!」

    「あぁ、受けた依……は?月?」

    「うん。月!」

    声の感じから、驚いている表情が目に浮かんだ。そんなにびっくりしなくていいじゃないかと、コドウは笑ってしまった。リンクパールからは、彼のふるえた声が聞こえてくる。

    「お前、急に、今からか?」

    「今からだよ。行ってくるね。」

    「ちょ、待て!いや、とりあえず行く前に、聞け!」

    「聞くけど、私何か忘れていたっけ?」

    ウルシがここまで動揺したのは、アパルトメントで全裸遭遇をした時か、寝ぼけて彼の前で着替えをした時くらいだった。服を着てくれと叫びながら、こちらに背を向けられたのは、記憶に新しい。洗濯したパンツを床に落としたままにした時も、同じくらい動揺していた気はする。
    他に何かあったかコドウが記憶を探っていると、大きく息を吸い込む音が聞こえた。

    「俺、俺さ、コドウのことが好きだ!」

    「へ?す、き?」

    「俺にとってコドウは、ちっちゃくて、可愛い、女の子で、俺はコドウのことが好きなんだ!答えは帰ってきてから聞かせてくれ、俺もちゃんと、会って好きって言いたいから、必ず帰ってきてくれ!」

    「ウルシくん?!それは、」

    「無事に帰ってきてくれ!じゃ!!」

    一方的に話され、一方的に通信を切られた。
    そして、月へ転送された。
    常に一緒にいる、マメット001と共に。

    「……絶対帰らないと、いけないじゃん。私、好きな人に好きって、言ってないんだけど。」

    ウルシ以上に大きく息を吸い、深い深い闇に向かってコドウは叫ぶ。

    「ウルシくんの、馬鹿ーーー!!!!意地悪!!!!私だって、大好きなのに、答えすぐ言えたのに、馬鹿ーーー!!!!」

    コドウにとって、ウルシは特別な存在ではあった。他の人とは違う、名前がわからない感情は確かにあった。それを恋愛感情だと理解したのが、先程のこと。

    絶対に生きて帰るんだと声に出す様子を、マメット001だけが見守っていた。
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