Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    Mヘルツ

    @M_herutu

    雑すぎる落書きや進捗、ネタやネームなどを投稿しています。
    腐向けぽく感じるものもここに載せます。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 400

    Mヘルツ

    ☆quiet follow

    描く予定は今のところないので置いておく

    自分のことをサバイバーの教授と思っていたミニルキノの話ノートン「ルキノさん、今日も試合行きますよ。」
    ルキノ「ああ、わかった。」

    ルキノは今日もウキウキしながらノートンについていった。

    ここで行われているのは対戦ゲームだった。ハンターにつかまらず解読をし、ゲートから脱出するというゲームだ。
    ルキノは「教授」といわれるサバイバーでルキノのほかに相棒であるノートンと他3人が座っていた。

    他の3人は小さなペットを連れている者もいた。
    ルキノはそのペットたちと戯れていたが、ノートンは興味がなさそうだった。

    他の人が
    「かわいいね。この子」と言われても

    ノートン「そうですね。」

    と無関心な返事をするだけだった

    試合が始まった
    ルキノはノートンを守るためにいつも傍にいたが、このゲームの効率性を最近知り、
    ルキノはいつもと違い、ノートンのもとを離れ別の暗号機を解読しに行った。
    それに気づいたノートンは

    ノートン「あまり遠くへ行かないでくださいよ」

    とだけ言った

    ルキノは暗号機を解読しようとしたがどれも自分が担当していた分野と違っていたためわからない問題が多かった

    「こういうのはノートンがいればなぁ」と思いつつ解読をしていたら

    『ハンターが近くにいる』というノートンの連絡がきた

    ルキノはノートンの危機を感じ急いで駆けつけようとしたが、
    今までの試合のこと思い出すと、毎回ノートンのことを守ろうとしたが、一回も守れていなかった。
    (どちらかといえばいつも守られてた)
    鱗でガートするも透かされるか、自分のことを無視してノートンの方を追いかけるばかりだった。
    そして、脱落するたびに泣いていた。
    ノートンが脱落した後の記憶は覚えていないが、毎回頭をなでて励ましてくれていた。

    また同じようなことをするのならずっと解読していた方が早いのではないか
    そう思っていたが、一緒に逃げ切れたときの嬉しさが忘れられなかったため
    ルキノはノートンのもとへ向かった

    ノートンのもとへたどり着くとノートンは倒れていた
    ハンターにやられた後らしいが幸い周りにはハンターがいなかった

    ルキノ「ノートン、大丈夫か!」
    ノートン「大丈夫ですよ。まだ動けますから」

    ノートンは少し立ち上がり動こうとしたがハンターに見つかりやられてしまい
    椅子まで持っていかれた

    ルキノ「やめてくれ!連れて行かないでくれ!」
    「…ノートン、今助けを呼んでくる!」

    ルキノは助けを求め他のサバイバーのもとへ走り出し助けを求めたが
    緊迫した状況なのか誰も聞く耳を持たなかった。それどころかまるでこちらの姿が見えていないように見えた。
    中には「どうしたの?」と言うものもいれば「後でにしてくれ」とあしらうものもいた。

    もうすぐ、ノートンが脱落してしまう瞬間
    ルキノはぬかるみに足を滑らせ転んでしまった。
    そのぬかるみを見ると、小さなトカゲが映っていた

    これは何なんだと思っていた瞬間記憶が途切れた

    目を覚ますとベットに横たわっていた
    嫌な予感を感じ、鏡をのぞくとあの小さなトカゲがそこに立っていた

    今までの違和感はすべてわかった
    自分はサバイバーの「教授」ではなく、ノートンの「ペット」ということに気づいた

    落ち込んでいるとノートンが返ってきた
    ルキノは今までのことがよみがえり泣いてしまった

    ノートンはルキノを抱っこし頭をなでながら言った

    ノートン「大丈夫ですよ。僕はルキノさんがいてくれてよかったです。
     ルキノさんがいたおかげで僕は最後まで抗うことが出来たのです。
     どんな状況であろうとルキノさんだけは絶対に守ります。」

    ノートンに変わらず大切にされていることに気づき、ルキノは自分がトカゲであることを受け入れることができた
    ルキノは自分が小さなトカゲであることに気づいても、飼い主を守ることに変わりはなかった。

    ノートン「さて、次の試合へ行きますよ。」
    ルキノ「にゃー!」

    今日も彼はノートンを守るために、ノートンの肩に乗って試合へ行くのであった。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works