触り合いいつものように友有が犬王を触る。
「…あれ?」
「どうした?」
「なんか体…筋肉が凄くなってないか?」
「みたいだな」
「ゴツい…」
「残念しそうだな」
「俺だって動いてるのに筋肉が付かないんだ」
「確かに」
「女々しい体みたいだろ」
「俺は好きだぞ」
「え」
「それが友有だけの体だからだ」
犬王が友有の体を触る。
「うわ」
「このしなやかながらにもちゃんと男の形だし」
「く、くすぐった…」
「太ももも綺麗だし」
「くすぐったいって!!」
堪らずベチッと犬王の頭を叩く。何すんだと不満な犬王。
「触り方がくすぐったいんだよ!」
「俺もくすぐたかったぞ」
「……」
黙る友有。
🐶🐟
オマケ
「なんで今まで言わなかったんだ!」
「言ったら触りづらくなるだろ?」
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