《少年は獣人の夢を見るか？》 再編集版発行に関するお知らせ(2024.3.3)ありがたいことにこれまでに何度か再販をご希望するお声をいただいており、この度、再編集版として発行することになりました。
ただ再三申し上げているとおり誤字脱字等が多く、そのまま再販をかけるのにためらいがあるため、当時のオマケ本(R18ver)とまとめた《再編集版révision》として発行することにいたしました。

ページ数、価格も以前とは変更になるため、下記に仕様に関して記載いたします。

またどの程度の部数が必要なのか、全くわからないため、事前に欲しい方からある程度先にお声をいただき、とらのあなシークレット販売を検討しております。
完全受注販売ではないですが、先行分プラスアルファ程度しか刷らないと思いますので、確実に欲しいと言う方はお手数ですが先にお声がけをしていただく形をとろうかと思います。

【autres】無題また御神苗がケガをして帰ってきた。
いつまでもあんなアマちゃんな戦い方をするからだと、溜息をつかずにはいられない。
オレは目の前の御神苗の頬の傷を消毒薬でひたしたガーゼで拭いた。
「いってえって……」
「ケガなんかこさえてくるからだ、クソアマが」
きれいなガーゼを取り出し、傷口に当て、サージカルテープで止めた。
「ほら、体にもあんだろ。服脱げ」
「いいよ、そっちは……」
「黙って治療されてろ、クソアマ」
オレは半ば無理矢理に御神苗のTシャツを脱がせた。
胸から肩にかけて、十センチほどの傷。もう血はほとんど滲んでいないが、塞がってはいない。
むしろ顔の傷より酷かった。

バカだ
クソアマのアマちゃんだ

オレは傷口を軽く指先で撫でた。

【autres】魔女っ子スプちゃん【第一話　誕生！　魔女っ子スプちゃん】

「へーんしんっ！」
優が魔法のステッキ──もとい、オリハルコンナイフを天にかかげると、それは鮮やかな青い光を放ち、優の全身を包み込んだ。

※

御神苗優。十六歳。
小学館第三高校在学、ごく普通の高校二年生だ。
学校帰り、学友と別れた優はダラダラとしながら、下校していた。
「なんか、面白い事ないかなあ」
夕方に差し掛かった空を見上げると、なにかが光った気がした。
「ん……？」
そのまま光った箇所を見つめていると、猛スピードで何かが落ちてきた。

コツン

それはそのまま優の額に激突した。

「……えっ、いた……くねえな？」

ポーン

額に当たったそれは、そのまま跳ね、優の手の中に落ちてきた。
十五センチほどのぬいぐるみのような二頭身程度のそれ。

贞组 警察“那么以嫖娼嫌疑的身份，你被逮捕了！碇真嗣先生。”

渚薰转着手铐，坐在酒吧空余的房间的床上，看着被绑在椅子上的碇真嗣。身为特别行动小队的队长，特殊审问也不是什么问题。
“我没有……！”
“嘘。”
渚薰伸手食指抵住碇真嗣张开的唇瓣 阻止了他接下来的话语权。渚薰一脚踩在了凳面中间，皮鞋的鞋尖蹭着隔着布料的鼓起。
“我们需要例行搜身，请您配合。”
“而且您这样……嫌疑很大哦，先生。”
碇真嗣承认他刚刚清醒过来看见渚薰的时候就勃起了，戴着半截手套露出的指掌，他想起了曾经的性爱中握紧自己腰肢的手。贴身紧致的行动服，皮带束紧布料所勾勒出曾经看过的粗大。碇真嗣又想起了曾经自己被这人贯穿的时候……
【啊……】
碇真嗣最爱的红眸在昏暗的灯光下散发意味不明 诱惑的光芒。