またサイ短編その5「またさいたまに猫耳メイド服を着させたい。」
「貴女正気ですか?」
そういえば前にメイド服着てたまたさいたまの姿が、
簡単に忘れられそうにもないので
欲のあまりプラス猫耳のメイド服またさいたまの妄想をしていたら
うっかり口を滑らせた挙句
たまたま近くにいたまださいたまに聞かれてしまった。
「いいじゃない。
猫耳メイド服を着たまたさいたまは萌えるわよ。」
「またさいたまを虐待したということで通報しますよ。」
虐待判定なのねそれ。
でもまたさいたま本人はメイド服に満更でもなかったような。
という訳で、トランプゲームをして
負けた方が勝者の言う事を一つだけ聞くという罰ゲームを設けた。
心優しいまたさいたまはわざと負けてくれて、
私に華を与えてくれた。
それを利用してまたさいたまに
猫耳メイド服を着させる事に成功した。
「は、恥ずかしいよ…。」
フリフリのメイドのスカートを掴みながら
猫耳を揺らし恥じらうまたさいたまを見て、
思わずオタクみたいな反応が出てしまった。
「あーっ♡またさいたま可愛いーーー♡♡♡」
そう言ってまたさいたまの萌え姿を
カメラで激写してしまった。
「…や、やめて、可愛いって言わないで…。」
またさいたまは顔を隠す様な動作をした。
そこが萌えなのよ。
こうしてまたさいたまは就寝まで
律儀に猫耳メイド服のままでいてくれた。
だけどその姿に段々笑いが止まらなくなってくる。
あまりにも律儀だったもんで…。
「ま、またさいたま、本当に従順ね。」
「…そうだよ。僕はサイクルだけに従順だから。」
またさいたまはそのまま押し倒してきた。
…不味い、流石に煽りすぎた。
「…ごめんなさい。少し言いすぎました。」
「…僕のご主人は少々調子に乗りすぎていたみたいですね…。」
またさいたまは首輪についている鈴をチリンと鳴らした。
「そんなこと言うご主人にはお仕置ですよ♡」
こうして肉食獣メイドまたさいたまから
こってりと搾り取られてしまいましたとさ。
トホホー、もうメイド服はコリゴリだよー。
とか言ってみる。