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    ura__h_

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    前回の🔗🎭の続き ハッピーエンドver.
    あんなにたくさん見たいとおっしゃってくれる方がいると思っていませんでしたありがとうございます😭
    ちなみにスランプ

    #sonnyban
    inSonny

    両思い「ねぇサニー」
    「どうしたの?アルバーン」
    「…僕、好きな人出来たって言ったらどうする?」

    ────────────

    アルバーンに好きな人が出来たと言われた日、珍しく気まずくなってしまい、それ以降話すことなく帰った。家に帰ってからもその事しか考えられず、夜も寝られなかった。俺はどうするべきなんだ?諦めて応援するか?…いや、何処の馬の骨かもわからねぇような奴にアルバーンを任せは訳には行かない。やっぱり気持ちを伝えるしかない。もうどうなっても構わない。よし、と気合を入れて眠りについた。

    ────────────

    サニーに好きな人が出来たと嘘をついた日、そのこと以外考えられなくなった。やっぱり言うべきじゃなかった。サニーが離れて行ってしまったらどうしよう。でも今から取り消すなんて出来ないよね…いや、ちゃんと言おう、本当に好きな人はサニーだって。その後は何回も何回も台詞を考えた。サニーはどう思うんだろう、なんて言われるかな、なんてことを考えていたらいつの間にか眠っていた。

    ────────────

    朝ももちろん2人一緒に登校する。

    「おはよ」
    「!お、おはよ!」

    サニーがいつものように挨拶をしてきてアルバーンは少し驚いたが、ほっとした。だが緊張と気まずさ故に会話は弾まなかった。

    「「あのっ!」」

    沈黙が続いた後、2人同時に声を出した。

    「あ、先にいいよ、何?」
    「いや僕こそ…」

    互いに譲り合いまた静かになってしまった。

    「あの、その…昨日言ってた好きな人のことなんだけど…」
    「お、俺もその話しようと思ってた、!」
    「え、どんな話?」
    「その…ごめん、俺アルバーンの恋応援できない」
    「…えっ、なんで、?」

    アルバーンは一瞬、自分とサニーの恋の話かと思い戸惑ったが、すぐ違うことに気づき嬉しかった。

    「俺…俺、アルバーンのこと、好きなんだ」
    「っ、僕も好きだよ、」
    「ただの友達としてじゃない、アルバーンのこと誰にも渡したくないんだ」
    「サニー…ッッ」
    「あうばーん?!」

    欲しかった言葉を、想いを受け取ったアルバーンは感極まって涙を零した。断られる不安よりもアルバーンに対する心配が強いサニーはアルバーンの背中をずっと摩っている。

    「ぼッ僕ね、好きな人が出来たって、嘘なの…ッ」
    「…え?」
    「なんでこんなことしちゃったんだろうって、思ったんだけど、サニーに止めて欲しかったって言うか…」
    「それって、」
    「うん、僕もサニーのこと好き」

    また泣き出してしまったアルバーンにつられたのか、恋が実ったことが嬉しかったのか、サニーも共に泣いた。お互い自分も泣いている中、大丈夫?泣かないで、と相手を心配しながらしばらく時間が経った。

    「こんな顔じゃ学校行けないね」

    涙を流した目は赤く腫れ、言わずとも涙を流したことがわかるようだった。

    「ねぇじゃあさ、今日はデートしない?」

    無邪気な顔で突拍子もないことを言う。サニーは少し考え、

    「そうしよっか」

    その日は初めて想いが伝わった日、初めて学校をサボった日として2人の中に残るのであった。
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