しょっちゅう喧嘩しては別れる🎈🌟の話ふんふふ〜んと鼻歌を歌いながら昼休みの校内を歩く。
本当は今日は登校するつもりなかったんだけど、古い知人にお願いされたものが完成したので昼から登校したのだ。
今回のはすっっっごく可愛くできたから見せるのがとても楽しみだ。
そんなわくわくとした気持ちで校内を歩いているとふと、聞き覚えのある大きめな声がした。
このよく響く大きな声は間違いなく彼だろう。
せっかくきたんだし挨拶ぐらいはしよう、と声のする方へと進むとそこには予想していた通り、司先輩がいた。
予想外なことにその側には冬弥くんと弟くんもいる。
この組み合わせで類がいないのは珍しいな〜と思いながらボクは3人に声をかけた。
「やっほ〜!司先輩に冬弥くんに弟くん!3人で何してるの〜?ボクも混ぜて混ぜて!」
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