レコードユアレポート■タイプライターからの挨拶
|ではあらためて。ワタシは記録とお喋りが好きなしがないタイプライターだが、しばしよろしくお願いするよ。|
|あなたのことを記録させて欲しい。|
狐「僕も似たようなモノだけどね。よろしくお願いしちゃおうかな」
■あなたの『名前』
|最初の質問だ。|
|まずはあなたの『名前』を教えてもらえるだろうか?|
狐「稲荷田狐。変わった名前でしょう?同じ名前の方にお会いした事はまだ無いね」
■あなたの『世界』について
|ここには様々な世界からやってくるようでね。これを記録しておかないと。|
|あなたの言葉で『あなたの住む世界』がどんな場所なのか説明してくれるかい?|
狐「ごく普通の生活の中に、非日常が舞い込んでくる世界だね。魔法であったり、怪物であったりと、一般常識では理解されないようなモノに遭遇するよ。…そうだなぁ、僕が一番最初に事件に巻き込まれた時は、自殺した方を運ぶ電車に詰め込まれたっけ。そういえばあの時の言葉って、僕にとって重要な約束に繋がるものになってるね…」
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