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    かほる(輝海)

    @kahoru1010

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    (えろメインの)字書きです。
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    シティーハンター(獠香)
    逆転裁判(ナルマヨ)

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    かほる(輝海)

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    シティーハンター
    冴羽獠×槇村香
    原作以上の関係

    ワードパレット
    22.北極星
    幾星霜/ひとり/導く

    #シティーハンター
    cityHunter
    #cityhunter
    #冴羽獠
    saeha
    #槇村香
    makiMurakami
    #小説
    novel
    #掌編
    conte
    ##CH
    ##ワードパレット2

    悩みに悩み、想い続けて幾星霜。常に考えていたのは、お前の幸せだけ。だが、いつも俺の本音が邪魔をした。俺と一緒にいたら、お前は幸せになれないのに。それどころか、命の危険さえあった。
    『愛するものひとりを守れないなら、そばに置くべきではない』
     今まで俺が葬ってきた者どもが、俺を正しい方向へと導く。あぁそうさ。俺が葬った奴らにも、愛するものがいただろう。俺が命を奪った数だけ、誰かを不幸にしてきたはずだ。お前らの言っていることは、間違いではない。だが、それでも……。
    『あたしの誕生日を、生きて一緒に過ごしてくれた。来年も、再来年もそれが欲しい』
     明日のことは、何もわからない。だが、今日一日を二人で生き延びることなら、できるかもしれない。お前が俺と生きることを選んでくれたから、俺はどんなに辛く苦しい道のりでも、やり遂げられそうな気がした。だから俺は、お前と一緒に生きていく。

       了
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    k_kuraya

    DONEベレトの眷属にならなかったディミレトの幸せについて考えた、二人の約束についてのお話です。転生を含みます。【約束の果てに 1−2/2】

     肌を刺すような冷気に意識を呼び起こされ、ディミトリは酷く重い瞼をとろとろと持ち上げた。次の節に跨がる夜更けのことである。まだ夢心地であるような、霞がかる天井を暫く見上げ、はたはたと音がする方へと目を向ける。はたはたと、青いカーテンが靡いている。窓が――開いている。そこから満点の星空が見え――しかし綿雪が降る不思議な夜だった。窓から入り込んだ雪が床に白く積もっていた。
     いつからそうしていたのだろう。開け放たれた窓の前に佇むベレトは静かに夜空を見上げている。
     雪明かりに照らされて滑らかな輪郭は陶磁器のように白く、髪の一筋一筋が、エメラルドの瞳がまるで星を孕んだようにキラキラと煌めいている。いつもは黒揃えの衣装を好んで身に着けているが、今夜は雪のような白衣である。群青の裏打ちと金色の刺繍が施された外套は、ディミトリが誂えさせたものだった。
     白衣の衣装はニルヴァーナで陣頭指揮を執っていた頃の――大司教として大聖堂に佇んでいた頃の姿を思い起こさせる。ディミトリは彼が時折見せる神秘的な美しさにたびたび目を奪われることがあった。聖書やステンドグラスに描かれた神 6061