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    コウノセイヤ@ダポの絵置き場

    @seiya_kouno

    怪異 爆速ダポ生産おじさん

    既婚三十路の二次元ホモおじさんです。
    ただいまダイ大沼にズブズブ。
    このポイピクはダイ大専用とする。

    -主にヤッてる妄想-
    ・転生パロダイポプ(19✗25)
    ・勇者帰還パロダイポプ(25✗28)
    ・何処かの彼方ダイポプ(40✗43)

    ■ご感想など!!!
    ウェイブボクス:https://wavebox.me/wave/blae5hyw5n8i69dx/

    自分の萌えは誰かの萎え。逆も然り。
    みんな違ってみんないい。
    俺の解釈食って死なないやつだけついてこい。

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    POIPOI 342

    人様のツイートをみて、そういえばポガンテしたあと、都度生きてることを確認するようになるダ君はきっといるだろうな、と思うなど。

    ##転生パロ
    ##ダイポプ

    掌に当たる息吹を「生きてる」

    寝息を立てる唇の上に自分の掌をかざす。

    あの襲撃と、一瞬起きた友の死。
    それからほぼ毎晩、自分が夜中に目覚めた時に、友の吐息を確認するようになった少年。

    掌に当たる暖かい吐息を確認して、また寝床に潜り込む。
    今のところ、全てに掌への暖かな息吹を感じて安堵できている。

    抱き寄せた時に見た顔を思い出してしまう。
    見開かれているのに虚無を見る瞳孔を。
    いつもは忙しなく動いていたのに、今はぴくりとも動かない眉を。
    こんな時に知りたくなかった、すっと通った鼻筋を。
    血を滲ませて、薄くだらしなく開いた唇を。

    青白い顔。
    血の気が引くって、きっとああいう色。

    それを少しでも忘れたくて。

    今日も確認した友の顔はもちろん。
    ちゃんと穏やかな寝顔で。
    規則正しく寝息を立てて。
    鼻水を垂らしながら。
    涎を垂らして、薄くだらしなく開いた唇も。

    「ふふっ、ヨダレだ」
    少年は自分の服の袖で雑に拭ってやる。
    痛かったのか、拭かれた側は眉を顰めて身じろいだ。
    それでもゆるく笑う口元を見て、今日も安心して寝床に潜り込んだ。





    「…生きてる」

    『時代』を超え、『世界』も超えて。
    奇跡的にまた一緒に暮らすことができるようになった、今は"恋人"となった友の唇に、立派な体軀に成長した青年は今日も掌をかざす。
    付き合い始めの頃はしてなかったが、段々と床を共にするようになり、顔が近くにあればまた確認作業が始まっていた。
    『魔法』も『敵』も存在しない世界ではあんな結果はもう起きないだろうけど、それでもふとした時に、『昔のように』確認したくなる。

    あの時確認した顔と同じく。
    穏やかな寝顔で。
    規則正しい寝息で。
    鼻提灯を膨らませ。
    唇の端から涎を垂らしながら。

    「ふふっ…涎だ」
    ベッドサイドのティッシュを取り、優しく拭ってやる。
    拭ってやった口の端が持ち上がり、にんまりと笑ったように見える。
    その少し横に、そっとくちづけを落とす。

    「明日も一緒に生きていこう。お休み、大好きだよ。ポップ」

    青年は自身も深く布団に潜り込み、恋人の手を握って眠りについた。
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