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    tanpi5457

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    tanpi5457

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    以前ツイートした某映画を参考にしたやつ。日本語おかしいですし小学2年生の日記のほうが語彙力あります。誤字脱字はまあ許して、なんか改善点ありましたら気軽にマロかDMで教えてください

    私の知人 私には栗原さんと言う知人がいる。
    彼と初めて会ったのは2018年のことで、その時彼はまだ大学生だった。
    ある記事を書くために私は建築に詳しい人を探していた、たまたま私の友達の紹介で彼と知り合った。
    彼は少し変わった人だが、オカルトやミステリーに興味を持っていて私と話が合うところもある。
    結局あの記事はボツになってしまったもののそれ以来彼と度々食事をしたり、記事の相談に乗ってくれたりとよく彼と会うようになった。

    それから何年が経ち

    私は彼と久しぶりにあった。初めて会った時とは違い栗原さんの顔には皺が増え、声もだいぶ低くなっていた。
    『栗原さんおひさしぶりです。随分と姿変わりましたね.....』
    『ああ本当にひさしぶりですね。いやー私もいよいよおじさんになってしまいましたよ』
    『そんなことないですよ!ぜんぜんそうはみえませんし....』
    『えっと、あ栗原さんはなにか飲みますか?』
    なんだかすこし気まずい感じになってしまったので私はとりあえず店員を呼ぶことにした。
    (コミニュケーションってむずかしいなあ.....)
    『えっと麦茶二つでお願いします』
    『麦茶ですね!あ、二つですか?二つ....』
    ”麦茶を二つ”という言葉を口にしたとき一瞬店員が驚いているのがわかった。
    (二人分だから、二つで何も問題はないはないはずなのに....私の気のせいかな)
    よくよく考えてみれば、栗原さんといる時は変なことがよく起きる
    栗原さんを紹介してくれた友達と電話をしたときだって、その友達は栗原さんのことを知らないという。私はってきり友達が彼のことを忘れてだけなんだと思っていたが考えてみればなんか変だ....
    『考え事ですか?』
    『え、あ、すみません...ちょっとっボートしてました...』
    『あの、栗原さんさっきの店員さんなんか様子変じゃないですか?』
    『そうですかね?何も変なところはないと思うのですけど』
    『あはは...そうですよね変なはなししてすみません...』
    ....
     それから私は栗原さんとしばらく話をして後は解散しただけだった。
    あれから特に変なことない、変なことなんかなかった。
    はずだった
     そしていま私は片淵さんとタクシーに乗ってレンタルスペースで栗原さんと会うつもりだ。
    レンタルスペースにつけば、スーツをきた栗原さんがまっていた。
    私はさっそく片淵さんに栗原さんを紹介したが、片淵さんは大きく目を開いてこういった。
    『あの...そこには誰もいないのですが....栗原さんはどこですか.....』
    え、おかしい
    (栗原さんは目の前にいるはずじゃ...)
    振り返ればマネキンのような固まった笑顔を浮かべていた栗原さんが立っていた。
    『あなたが片淵さんなのですね、初めまして』
    なぜだか、いつも通りの栗原さんが不気味に見えた。
    『帰りましょう!』
    『え、でも栗原さんが、あの?片淵さん?』
    彼女に引っ張られるがままタクシーに引き摺り込まれ、気がついた時には私は病院にいた。
    『あれ.....ここは』
    見られない白い天井、いつの間にか着ていた患者衣、そして、ここに言うはずないあの人がいた。
    あの人が
    あの人が
    私の隣に立っていた
    『おはようございます、どうして急にいなくなるのですか?私びっくりしましたよ』
    『どうして栗原さんが...ここに』
    『どうして私がここにいちゃだめなんですか』
    『じゃどうして片淵さんには栗原さんが見えていなかったのですか』
     さっきまで笑っていた栗原さんの顔が一気に固まった。
    『栗原さん?答えてください.......』
     ......
    がちゃ
    病室の扉が開いた
    片淵さんと知らない人だ
    医者なのだろう
    『あなたにお知らせがあります、あなたの知人栗原さんについてです』
    『その栗原さんについて調べてみたのですが、彼がいたと思われる大学に電話をしたところそんな生徒はいなかったとのことなんですのね。レンタルスペースにも問い合わせたのですが、予約をしたのは栗原さんではなく、あなたになっていました。』
    『え....それってつまり』
    『あなたの知人、栗原さんはこの世に存在していない。彼はあなたの脳の中に存在しているのですね』
    あまりの衝撃に私はその場に座り込んでしまった。
    『いまでも彼の姿はみえますよね?どこにいるのですか?』
    『私の.....隣です』
    横を振り向くと、笑顔を浮かべた栗原さんが私をみていた。
    『その人の話を信じていけません』
    『わたしはここにいますよ!その人に騙されてはいけません』
     私の中で何かが崩れていくのを感じた。
     私が見えていたのは存在しない、私の幻覚
     私が想像した、知人
    『栗原さんはなんか言っているのですが?』
    『あなたの話を信じてはいけませんと...』
     その後医者は私の病気について詳しく説明してくれて、しばらくは病院で過ごすことにした。
     栗原さんはずっと隣にいた
     ずっと
     ずっと
     ずっと私をみていた
    『あ、片淵さんこの度は本当にありがとうございました。ところで、どうして栗原さんが私の幻覚だと......』
    『あ、それは私の父親の様子がおかしくなっていたころにそう言う現象があったんです』
    『そうですか.....この度は迷惑をおかけしてすみません.....』
    『いえいえ大丈夫ですよ、早くよくなるといいですね』
    『はい...』
    気がつけば栗原さんの姿は消えていた
    (薬の効果だろうか、もうこんなに効くもんなのか....)

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