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    sunlight_yuki

    @sunlight_yuki

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    sunlight_yuki

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    診断メーカーより
    HiMERUは意地を張りがちかなとい解釈してます

    #燐ひめ
    rinhime

    やっぱり愛してる「HiMERUどうした今日は、なんか調子悪そうだぞ」
     ツアーに向けたレッスン中、ダブルセンターのみのパフォーマンスを仕上げている最中のこと。いつもなら一回目の合わせの時点でほぼ完ぺきに仕上げてきて、燐音やほかのメンバーへ指導を行う彼が、なかなかふりを合わせられていない。
    「いえ、何にもないのです大丈夫ですから、すみませんもう一度最初から」
     全身汗にまみれ、肩で息をしているのがどう大丈夫なのか。
    「もうやめにしようぜ、きりがない」
    「まだやれます、いつも完璧でないといけないから、だからお願いします」
    「わかった、これはリーダーからの命令だ、今日はもう休め、何を抱えてるのか知らないが今のお前では何も完成させられない」
     そんなのはわかっている、でもそれは自分が許さない。
    「なぁ、それじゃあいまから飯食いに行こう、話を聞かせろ」
    「話すことなんてないのです」
    そう言って視線をそらした。

    どのくらい時間が経ったのだろう、やはりうまくいかないところがでる、天城は何もすることなく壁にもたれてこちらを見ている、鋭い視線で。
    「もうやめろ、いますぐに」
     普段の彼からは想像できない厳しい声に動きが止まった。
    「多分自覚はあると思うが、右足の足首がおかしい、このままではケガするぞ」
     従いたくないが、ここで意地を張ってしまうときっと彼は強硬手段に出るだろう。
    「わかり、ました」
     正直悔しかった、限界でやめどころがわからなくて意地になっていたから。
     ピタッ
    「ひっ」
     突然感じた首筋の冷たい感触に変な声が出てしまった。
    「メルメルー、頑張り屋さんなのはみ~んな知ってるぜ。だけどな、過ぎたるは、及ばざるがごとしって、賢いお前ならわかるだろ。」
     ペットボトルを受け取ると、右側に立って肩を貸してくれ、ベンチまで誘導された。
     ミネラルウォーターがのどを滑り降りて少し気持ちも冷える。
    「昨日、猫が、飛び出した猫が道路の真ん中でうろうろしていて、助けに行ったら車が近くて、よけたときに痛めたみたいです」
     プロ失格ですね。
    「それも聞いてたよ、でも言ってくれるのを待ってた。ようやく教えてくれたな。」
     その優しさはとても大切なものだから、失くすんじゃねえぞ。
     髪をかき混ぜられて、ファサとタオルをかけられ、肩を抱き寄せられたら安心して。
    「まだしばらく時間はあるから、ここでゆっくりしようぜ」
    何て優しく言われてしまうと、こらえてきた涙があふれてきた。
     やっぱりこの人にはかなわない。
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