はるみな 学パロ 年齢逆高校に入学して早2ヶ月
最近の私のブームは、昼食後に図書室に行き読書をする
振りをして、とある人物を眺めること
その人は陽の当たる窓辺の席に座り静かに本を読んでいました
ターコイズグリーンの髪にシトリンのような綺麗な黄色の瞳の彼
太陽光が反射してそれぞれの色を美しく宝石のように輝かせていました
彼と出会ったのは1ヶ月前
学校生活に慣れてきた頃、昼食を食べた後暇になってしまった私は図書室に向かって歩いていました
この間好きな作家が新刊を出していたことを思い出し、もしかしたらという淡い期待で......
図書室のドアを開けて中に入ると、生徒はあまりおらず寂しい雰囲気
そして、すぐ近くに『今月の新刊コーナー』というものがあり、その中に読みたい本が置かれていたのです
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