u_tm_275 @u_tm_275 ジャンル雑多🌊📦▹▸【https://wavebox.me/wave/4q7ykq8edjfpphkj/】 ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 93
u_tm_275☆quiet followPAST【逃避行】過去作サルベージ。月。/始雪 #二次創作 secondaryCreation #始雪 逃避行「雪。次はどこへ行こうか」 静かな喫茶店の中。 向かいの席からの問いに顔を上げると、頬杖をついてこちらを見つめる愛しい人の微笑みが。 まるで愛をささやくような甘い声音と表情に、とくんと心臓が跳ねた。 この鼓動が彼に伝わってしまいそうで、慌てて視線を逸らす。 でも、もう隠す必要はないのだと気づき、もう一度彼と向かい合った。 「……始さんとふたりなら、どこへでも」 ――この日、私たちはお互い以外の全てを捨てた。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow u_tm_275DONE【猫(又)枕】毎月300字小説企画第17回参加作品。猫又と男子高校生の大型連休の一日。猫(又)枕 大型連休真っ只中の本日、インドア派かつ絶賛受験生である俺は、学校から出た課題を片づけるべく自室の勉強机に向かっていた。 ちょうどひとつ終わったので少し休憩しようと伸びをしたところで、開けたままにしていた部屋の窓から柔らかい風とともにお日様の匂いが入り込んできた。振り向けば顔なじみの猫又が。どうやら日向ぼっこ帰りらしい。 「こんにちは、少年」 「おー……今、課題やってるから邪魔すんなよ」 「はいはい」 猫又は俺が座る椅子の薄い背もたれに飛び移り、そのままそこで器用に丸くなる。 いい匂いに誘われて枕代わりにと頭を預けてみれば、重みに驚いたらしい猫又の、ぷぎゃっ!? という間抜けな声が聞こえて俺は小さく吹き出した。 331 u_tm_275PAST過去作サルベージ。はかとん/榎ミサ u_tm_275PAST過去作サルベージ。はかとん/榎林 u_tm_275PAST過去作サルベージ。博多豚骨ラーメンズ 33 u_tm_275PAST【二〇一六年遅刻ハロウィン】過去作サルベージ。月。/隼椿二〇一六年遅刻ハロウィン天童院椿「こんばんは、隼」 霜月隼「やあ、こんばんは、椿姫」 椿「今日から私たちの月ね」 隼「そうだね。でも、その前に……」 椿「なにかしら?」 隼「Trick or Treat♪」 椿「あら、ハロウィンは昨日よ、隼」 隼「昨日は仕事が忙しくてね……せっかくのハロウィンを堪能できなかったんだ。だから……ね?」 椿「珍しく真面目に仕事をしたのね。それじゃあ、そんな魔王様にはこれを差し上げるわ」 隼「おや、これは嬉しい。クッキーだね。姫の手作りかい?」 椿「ええ。昨日、セレアスのみんなと一緒に作ったのよ」 隼「ありがとう。大事にいただくよ」 椿「どういたしまして。ところで、隼」 隼「なんだい、姫?」 椿「Trick or Treat.」 525 u_tm_275PAST【# 天童院椿生誕祭2015】過去作サルベージ。月。/隼椿#天童院椿生誕祭2015霜月隼「椿姫。お誕生日おめでとう」 天童院椿「ありがとう、隼。魔王様から直接祝いの言葉を賜るなんて、一介の魔女にすぎない私には身に余る光栄だわ」 隼「愛する姫のためなら、祝福の言葉ぐらいいくらでも紡いであげるよ。だから……」 椿「だから……?」 (不思議そうに小首をかしげる椿) 隼「だから、この祝福は、きみだけが受け取っておくれ」 (少し寂しそうに微笑む隼) 椿「……っ!」 隼「せっかくのきみのための……きみだけのための気持ちなんだから……ね?」 椿「ふふっ、そうね、ありがとう。嬉しいわ、隼」 (柔らかく微笑む椿) 隼「どういたしまして。では改めて……お誕生日おめでとう、椿姫。きみがこの世に生まれてきてくれたことに感謝するよ。これからの一年がまた、きみにとって幸多からんことを――」 356 related works u_tm_275PAST【同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 始雪編】過去作サルベージ。月。/始雪同月 de 手繋ぎシチュエーション~繋いでないのもあるよ☆~ 始雪編花園雪「わあ……人が多いですね」 睦月始「しかたない、日曜日だからな。しかし、はぐれたら困るな……雪」 雪「はい、なんでしょう?」 始「はぐれないように掴まっておけ」 (腕を差しだす始) 雪「ありがとうございます、始さん」 (嬉しそうに微笑み、始の腕を取る雪) 始「さて、まずはどこに行く?」 雪「そうですね……少し早いですが、ランチタイムで混む前にお昼ご飯はどうでしょう? 実は、このあたりに気になっているお店があるんです」 始「いいな。そこに行くか」 雪「はい! こっちの通りです。行きましょう!」 始「分かった、分かった。そんなに引っ張るな」 (久しぶりのデートではしゃぐ雪の姿を微笑ましく見つめる始) 316 u_tm_275PAST【# 睦月始生誕祭2017】過去作サルベージ。月。/始雪#睦月始生誕祭2017花園雪「始さん。お誕生日おめでとうございます」 睦月始「ありがとう、雪」 雪「つい先日成人なさったばかりような気がしていましたが……一年経つのは早いものですね」 始「そうだな……雪もあと一年ちょっとで成人だしな」 雪「あら嫌だ。まだ気が早いですよ、始さんったら」 (くすくすと笑う雪) 始「あっという間にその時が来るさ。一年経つのは早いって言ったのは、お前だろう?」 雪「ふふっ、そうですね」 始「だから……」 ちゅっ。 雪「……っ!?」 (不意打ちに驚いて目を見開く雪) 始「早く追いついてくれよ、雪?」 (にやりと微笑む始) 雪「……っ、はい……」 (恥ずかしさで真っ赤になる雪) 308 u_tm_275PAST【夕焼け色のキミに恋をした】過去作サルベージ。月。/始雪夕焼け色のキミに恋をした「はじめにいさま! みて! きれいなゆうやけ!」 そう言って俺のほうを振り返るきみが、あまりにも輝いて見えて。 なぜだろう。胸が苦しくなる。 花のような笑顔を直視できなくて、頬の熱を夕日のせいにしてきみの手を取った。 「さあ、かえろう、ゆき」 「はい!」 握り返された手の感触に、心臓がとくりと跳ねた。 ◇ 「始さん。見てください。綺麗な夕焼けです」 そう言って俺のほうを振り返る彼女は、まだ幼かったあの時よりも遥かに大人びた、でも、あの時と変わらない綺麗な笑顔で。 「ああ、綺麗だな」 あの時と同じようにそっと手を取る俺に、あの時と同じように笑顔を向けて。 「さあ、帰ろう、雪」 「はい」 握り返された手の感触も、あの時と同じ。 378 u_tm_275PAST過去作サルベージ。月。/始雪 u_tm_275PAST【逃避行】過去作サルベージ。月。/始雪逃避行「雪。次はどこへ行こうか」 静かな喫茶店の中。 向かいの席からの問いに顔を上げると、頬杖をついてこちらを見つめる愛しい人の微笑みが。 まるで愛をささやくような甘い声音と表情に、とくんと心臓が跳ねた。 この鼓動が彼に伝わってしまいそうで、慌てて視線を逸らす。 でも、もう隠す必要はないのだと気づき、もう一度彼と向かい合った。 「……始さんとふたりなら、どこへでも」 ――この日、私たちはお互い以外の全てを捨てた。 216 u_tm_275PAST【二〇一五年いい夫婦の日】過去作サルベージ。月。/始雪二〇一五年いい夫婦の日花園雪「始さん。今日がなんの日かご存知ですか?」 睦月始「ん? 今日か?」 雪「はい」 始「今日は十一月二十二日だが……悪い、分からん」 (申し訳なさそうに眉を下げる始) 雪「嫌だ、そんな顔しないでください。別に記念日というわけではないんです」 (始の表情に慌てる雪) 始「そうなのか。じゃあ、なんの日なんだ?」 雪「今日は、いい夫婦の日だそうです」 始「いい夫婦の日?」 雪「はい。語呂合わせで」 始「いい夫婦の日か……俺たちもいつか、名実ともに〝いい夫婦〟になれたらいいな」 (優しく微笑む始) 雪「……! は、はい……」 (真っ赤になって俯く雪) 雪(私から言うつもりだったのに、始さんに先に言われてしまったわ……) 328