Fate
epi_Bacon3
DONEFate/EXTRA CCCパロです。懲罰時間(パニッシュタイム)風の掛け合い。
奈須きのこにわかなので行間とかコミカルさとかは抜きにして、あ〜なんかこんな感じだったよな確か…?くらいの感覚で読んでください。
悠人のSG(シークレット・ガーデン)↓
『過剰防衛』
(イクセスィヴ・アタック)
『矛盾性』
『兄の陰』
PUNISH START「それで……ボロボロに負かした後輩の心を更に踏み躙ろうってワケですか。ハハ、良いご身分ですね」
それも止むを得ない。
悠人がこのままそんな態度を取り続けるのであれば、周りも本人もやりづらい事この上ないだろう。
それに、オレにも仲間を無碍にされた怒りがある。
だからこそ、心を暴いて、泣いて喚くまで叱るのをやめない。
「げ、そういう暑苦しいのって今時流行んないですよ。パワハラ?モラハラとかいうヤツじゃあないですか?」
そうやって、相手の気持ちや考えと向き合う前に飄々とした態度でのらりくらりと躱して、同時に相手の首元を捕えるような牽制も行う。
それは自分の感情をどうにかする事に精一杯で、人の考えや感情を受け止める余裕がないからこそのムーブメントだろう。
4897それも止むを得ない。
悠人がこのままそんな態度を取り続けるのであれば、周りも本人もやりづらい事この上ないだろう。
それに、オレにも仲間を無碍にされた怒りがある。
だからこそ、心を暴いて、泣いて喚くまで叱るのをやめない。
「げ、そういう暑苦しいのって今時流行んないですよ。パワハラ?モラハラとかいうヤツじゃあないですか?」
そうやって、相手の気持ちや考えと向き合う前に飄々とした態度でのらりくらりと躱して、同時に相手の首元を捕えるような牽制も行う。
それは自分の感情をどうにかする事に精一杯で、人の考えや感情を受け止める余裕がないからこそのムーブメントだろう。
pagupagu14
DONE穏やかなひととき/龍竜(Fate)竜馬がゆく全巻読了記念!お竜さんに膝枕してもらう龍馬の話
穏やかなひととき 「だれたぜよ〜…」
そう言って龍馬はソファーに身を投げ、身体を沈めた。
「お疲れ様だな、リョーマ」
「うぅん…」
今にも眠ってしまいそうな龍馬だったがその頭の下に柔らかなものが滑り込んでくるものだから思わず龍馬は顔を上げた。
「お、お竜さん!?な、何して…!」
「膝枕だ。リョーマは膝枕が好きだろう?」
「いや、あれは、ええと…」
まさかバレていたとは思わずしどろもどろになり視線を彷徨わせる。
「いいからほら」
中々膝に頭を乗せない龍馬に痺れを切らしたお竜は強引に自身の膝の上に乗せた。
「リョーマ、疲れてるんだろう?お竜さんが特別に膝枕をしてやるからよく寝ろ」
「お竜さん…」
善意でしてくれていることが分かるからこそ龍馬は顔を赤くさせ、それを隠すように帽子で隠した。
433そう言って龍馬はソファーに身を投げ、身体を沈めた。
「お疲れ様だな、リョーマ」
「うぅん…」
今にも眠ってしまいそうな龍馬だったがその頭の下に柔らかなものが滑り込んでくるものだから思わず龍馬は顔を上げた。
「お、お竜さん!?な、何して…!」
「膝枕だ。リョーマは膝枕が好きだろう?」
「いや、あれは、ええと…」
まさかバレていたとは思わずしどろもどろになり視線を彷徨わせる。
「いいからほら」
中々膝に頭を乗せない龍馬に痺れを切らしたお竜は強引に自身の膝の上に乗せた。
「リョーマ、疲れてるんだろう?お竜さんが特別に膝枕をしてやるからよく寝ろ」
「お竜さん…」
善意でしてくれていることが分かるからこそ龍馬は顔を赤くさせ、それを隠すように帽子で隠した。
pagupagu14
DONE赤きライバル/高雅+ドラコー(Fate)うちの弓パ事情。迷いに迷った挙句ドラコーを採用しました
赤きライバル ある一室に集められたアーチャークラスのサーヴァントたち。僕、高杉晋作も眠たく思いつつもマスターくんの話に耳を傾けていた。
「えー、この度初期から活躍してくれた子ギルくんがめでたく絆10に達しましたので前線メンバーの変更のお知らせのため集まっていただきました」
予想通りの言葉に納得しつつも僕とアルジュナは変わらないだろうなと思い特に気にしていなかった。いなかったのだが…、
「今後のアーチャーパーティ、アルジュナ、高杉さん、そしてドラコーで行きます!」
「はっ……はぁぁぁあああっ…!?」
クラスビースト。弓兵ではない者の名前が出たことにより思わず叫んでしまう僕だった。
***
「ぷりぷりと怒ってどうしたんですか?」
1164「えー、この度初期から活躍してくれた子ギルくんがめでたく絆10に達しましたので前線メンバーの変更のお知らせのため集まっていただきました」
予想通りの言葉に納得しつつも僕とアルジュナは変わらないだろうなと思い特に気にしていなかった。いなかったのだが…、
「今後のアーチャーパーティ、アルジュナ、高杉さん、そしてドラコーで行きます!」
「はっ……はぁぁぁあああっ…!?」
クラスビースト。弓兵ではない者の名前が出たことにより思わず叫んでしまう僕だった。
***
「ぷりぷりと怒ってどうしたんですか?」
gomibakopoipoi
DOODLEFate/Prototype及び Fate/Grand Orderのセイバーことアーサー・ペンドラゴン〔プロトタイプ〕役とキャスターことマーリン役の櫻井孝宏さん、お誕生日おめでとうございます色々ありましたがまたアーサーとマーリンに声を吹き込んでくれたら嬉しいです
穴沢弐段
DONE九十九回リンぐだ♀ワンドロライ・週ドロライお題 『 痣 』『 痕跡 』
マーキング『ご相伴に与りたく…』
と言う道満の言葉を丁重にお断りし藤丸立香はマイルームのシャワー室内で昨夜の事を思い返し赤面しながらも身体を洗い流す。
お湯の温かさとはまた違った火照りを感じながらもふと、鏡を見れば自分の鎖骨辺りに赤黒い発疹の様な痕に気付く。
「…痣?」
(何処かで身体をぶつけた…?)
しかし更に身体を見回してみれば首筋や胸元、お腹周りや太ももにまで“コレは我が物ぞ”と縄張りを主張せんばかりの痕跡が点々と続いている。
中には歯形の様な痕まであり流石に立香も気付き始めて恥ずかしさと怒りも含めてまたも赤面し、顔が熱くなる。
──。後にお灸を据えられるのだがそんなことは何処吹く風。
反省の色も全く見られず終始笑顔の道満が居るのであった。
326と言う道満の言葉を丁重にお断りし藤丸立香はマイルームのシャワー室内で昨夜の事を思い返し赤面しながらも身体を洗い流す。
お湯の温かさとはまた違った火照りを感じながらもふと、鏡を見れば自分の鎖骨辺りに赤黒い発疹の様な痕に気付く。
「…痣?」
(何処かで身体をぶつけた…?)
しかし更に身体を見回してみれば首筋や胸元、お腹周りや太ももにまで“コレは我が物ぞ”と縄張りを主張せんばかりの痕跡が点々と続いている。
中には歯形の様な痕まであり流石に立香も気付き始めて恥ずかしさと怒りも含めてまたも赤面し、顔が熱くなる。
──。後にお灸を据えられるのだがそんなことは何処吹く風。
反省の色も全く見られず終始笑顔の道満が居るのであった。
穴沢弐段
DONEWebイベント【辺獄にも星は輝く】イメージ小説(SS)辺獄にも星は輝く「─さよなら、だ!」
『ま、まて、まてェッ!』
『末だ、拙僧には奥の手がッ・・・・・・ ─!』
あぁ、つまらぬ、つまらぬ。まだこの遊戯を続け快楽を貪り一切を嘲弄してやりたいのに──
『嗚呼・・・・・・ 何時の世で、あろうと・・・・・・ 』
『悪事とは・・・・・・ うまく、運ばぬ・・・・・・ もの、です、なァ─』
───気がつくとそこは闇だった。
堕ちているのか、浮上しているのか、上下左右前後も解らぬ自分の手元すら見えない闇。
そも自分は“人”の形を保っているのかさえも判然としない。
『暗き闇底、いや、底なのかも定かではない、か・・・』
《死後さばきにあう》仏の教えだとして極楽浄土に行ける訳も無し、天国などもっての他。地獄の業火に焼かれるのもまた一興─
790『ま、まて、まてェッ!』
『末だ、拙僧には奥の手がッ・・・・・・ ─!』
あぁ、つまらぬ、つまらぬ。まだこの遊戯を続け快楽を貪り一切を嘲弄してやりたいのに──
『嗚呼・・・・・・ 何時の世で、あろうと・・・・・・ 』
『悪事とは・・・・・・ うまく、運ばぬ・・・・・・ もの、です、なァ─』
───気がつくとそこは闇だった。
堕ちているのか、浮上しているのか、上下左右前後も解らぬ自分の手元すら見えない闇。
そも自分は“人”の形を保っているのかさえも判然としない。
『暗き闇底、いや、底なのかも定かではない、か・・・』
《死後さばきにあう》仏の教えだとして極楽浄土に行ける訳も無し、天国などもっての他。地獄の業火に焼かれるのもまた一興─
oxox666il
INFO𝗖𝗮𝗹𝗹 𝗼𝗳 𝗖𝘁𝗵𝘂𝗹𝗵𝘂 𝟲𝘁𝗵ツインレイの悲劇 Case.3 - Waterfall of fate
▍𝗞𝗣 夢魔
▍𝗣𝗟
𝗛𝗢𝟭 kstacooo/Lewis Harvey
𝗛𝗢𝟮 かにみそ/Erik Forbes Nash
𝟮𝟬𝟮𝟯.𝟬𝟲.𝟬𝟴
𝗘𝗡𝗗 𝗕-α 1生還1ロスト
poidf
DOODLEこのあたりが神話ハインさんのイメージに近いHelios/haruka nakamura Fate.LUCA(album未草
Throes Of Ascension/Solas Composer
Who We Want To Be/Tom Day
たまごまごまご
にたまごまたまゆでたまご
たまごまごまごたまごまご
はんじゅくたまごたべられない
【n回目にして】
空気がほんのりと暖かい。
夜明けの香りが微かに聞こえる。
指の先がチリチリと痺れていた。
体のあちこちが痛く、血が右目に入って開けられない。耳元で囁かれるこの声が、遊んでくれと駆け寄って来たちびっこ達の泣き声か、燃える家畜の断末魔か分からない。見渡す限りの大地は煤けて黒く燻り、夜空は煙に霞んでいた。満月を隠した黒い雲からポツリと雨粒が落ちてくる。次第に激しくなる雨に雷も混ざり、瓦礫の隙間に残っていた火も消され、一人立ち尽くす彼女を容赦なく濡らした。
「……。」
点々と立つ電柱だけが、つい数時間前までここには街があったのだと伝えている。人獣も虫も文明も燃え尽き、助けを求める万人の声も枯れ果てて、千と二百五十年続く古都はあまりにもあっけなく陥落した。何をもって国とするのか、そんな議論などもはや必要のない焼け野原を前に、彼女は腕を組んで立っている。
17884空気がほんのりと暖かい。
夜明けの香りが微かに聞こえる。
指の先がチリチリと痺れていた。
体のあちこちが痛く、血が右目に入って開けられない。耳元で囁かれるこの声が、遊んでくれと駆け寄って来たちびっこ達の泣き声か、燃える家畜の断末魔か分からない。見渡す限りの大地は煤けて黒く燻り、夜空は煙に霞んでいた。満月を隠した黒い雲からポツリと雨粒が落ちてくる。次第に激しくなる雨に雷も混ざり、瓦礫の隙間に残っていた火も消され、一人立ち尽くす彼女を容赦なく濡らした。
「……。」
点々と立つ電柱だけが、つい数時間前までここには街があったのだと伝えている。人獣も虫も文明も燃え尽き、助けを求める万人の声も枯れ果てて、千と二百五十年続く古都はあまりにもあっけなく陥落した。何をもって国とするのか、そんな議論などもはや必要のない焼け野原を前に、彼女は腕を組んで立っている。
pagupagu14
DONE勝利の神様/高雅(Fate)野球部パロ時空の球技大会ネタ。スキロのアニメ見て思いついた話です。雅さん来て応援されて雅さん認知してようやく本気出す高杉さんみたいな感じです。高杉さんの雅さん以外見向きしない感じも出てたらいいなあ
勝利の神様 「うわ」
そう、思わず隣にいたうのさんは声を漏らした。それもそのはず、男子…同学年の、晋様の試合を見に来た私たちは晋様たち目当てでやってきたであろう女子の大群に思わずたじろいでしまう。
「ほ、本当に晋様はおモテになるんですね…?」
及び腰になる私だったがうのさんはそんな私の手を強く引いた。
「雅さん!何負けてるの!晋ちゃんに差し入れ渡すんでしょ!?」
「で、でも…私なんかの…」
「それ、雅さんの悪い癖だからね」
「う」
人差し指で唇を閉ざされ私は押し黙ることしかできない。
「雅さんなんかなんじゃないって。ていうか、恋人で許婚の雅さんが【なんか】だったら一体どういう了見なのって晋ちゃんを問い詰める案件だからね!?」
1985そう、思わず隣にいたうのさんは声を漏らした。それもそのはず、男子…同学年の、晋様の試合を見に来た私たちは晋様たち目当てでやってきたであろう女子の大群に思わずたじろいでしまう。
「ほ、本当に晋様はおモテになるんですね…?」
及び腰になる私だったがうのさんはそんな私の手を強く引いた。
「雅さん!何負けてるの!晋ちゃんに差し入れ渡すんでしょ!?」
「で、でも…私なんかの…」
「それ、雅さんの悪い癖だからね」
「う」
人差し指で唇を閉ざされ私は押し黙ることしかできない。
「雅さんなんかなんじゃないって。ていうか、恋人で許婚の雅さんが【なんか】だったら一体どういう了見なのって晋ちゃんを問い詰める案件だからね!?」
pagupagu14
DONE【現パロ】初恋の終わり方/高雅←阿(Fate)私の中では龍馬さんぐだ勢と一緒になるのは高杉さんが大学行ってからかな~と設定つくりつつ思ってたんですが思いついたものは形にしたいので書きました!高校設定です
【現パロ】初恋の終わり方 あれが初恋なのか憧憬なのかはわからない。ただ鮮烈に私の中に強く刻み込まれたものだったということはまごうことなき事実であったーー。
「社長、何そわそわしてんですか」
落ち着かない様子の社長こと、高杉晋作に声をかければ待ってましたと言わんばかりに顔を上げた。
「やあ、阿国くん。そんなにそわそわしているように見えるかい?」
「見えます」
「ふふ、それもそのはず!なんたって今日は雅とのデートだからね!」
「雅って誰です?」
「僕の婚約者兼恋人ーー…僕の未来の奥さんさ」
そう嬉しそうに語る社長を見て『ああこの人ってそういえばお坊ちゃんだったな』と事実を思い出す。
「へえ、しかしそんなに嬉しそうってことはゾッコンなんですか。社長」
2384「社長、何そわそわしてんですか」
落ち着かない様子の社長こと、高杉晋作に声をかければ待ってましたと言わんばかりに顔を上げた。
「やあ、阿国くん。そんなにそわそわしているように見えるかい?」
「見えます」
「ふふ、それもそのはず!なんたって今日は雅とのデートだからね!」
「雅って誰です?」
「僕の婚約者兼恋人ーー…僕の未来の奥さんさ」
そう嬉しそうに語る社長を見て『ああこの人ってそういえばお坊ちゃんだったな』と事実を思い出す。
「へえ、しかしそんなに嬉しそうってことはゾッコンなんですか。社長」
subaru_no_iine
DONE以ぐだ♀・現パロ・転生なし・坂本探偵事務所
・ゆるふわ土佐弁
・ぐだ子は立香
・武先と田中くんがメイン。岡田は出ません。
もうどこに上げていいのかわからなくなったのでルビのタグを変えなくていいポイピクへ。岡田を敵視してぐだちゃんにも塩対応する悪者ムーブの田中くんが地雷という方には本当申し訳ないです…
あなたの過去に触れられなくても 同じ『事務所』と名がついていても、古ぼけた雑居ビルの一室に構えられている坂本探偵事務所とは雲泥の差だ。
武市瑞山個人と勤王党の管理を兼ねた事務所は、都心のオフィスビルのワンフロアを借り上げている。
受付カウンターの女性に、
「田中新兵衛さんと約束をしている藤丸といいます」
と告げると、女性はすぐに受話器を取った。ほどなく、カウンターの向こうから巨体が現れた。
新兵衛は苦虫を噛みつぶしたような顔で立香を見下ろす。
「……こちらへ」
きびすを返した新兵衛について行くと、応接室のひとつに通された。立香に奥のチェアを勧め、新兵衛は正面の下座に着いた。
応接室へコーヒーを運んで来た女性職員が、隠しきれないぶかしさを立香に向ける。彼女が退出してからも、しばし沈黙が部屋に流れる。
7586武市瑞山個人と勤王党の管理を兼ねた事務所は、都心のオフィスビルのワンフロアを借り上げている。
受付カウンターの女性に、
「田中新兵衛さんと約束をしている藤丸といいます」
と告げると、女性はすぐに受話器を取った。ほどなく、カウンターの向こうから巨体が現れた。
新兵衛は苦虫を噛みつぶしたような顔で立香を見下ろす。
「……こちらへ」
きびすを返した新兵衛について行くと、応接室のひとつに通された。立香に奥のチェアを勧め、新兵衛は正面の下座に着いた。
応接室へコーヒーを運んで来た女性職員が、隠しきれないぶかしさを立香に向ける。彼女が退出してからも、しばし沈黙が部屋に流れる。
pagupagu14
DONEパンドラの箱/高雅前提のAI高杉→雅子(Fate)前に支部に上げたAI高杉特異点の前日譚みたいなお話。どっちも高杉だから雅子さんのこと同じように好きだといいよね…
パンドラの箱 今日も今日とても几帳面というか晋作は奇兵隊そしてアラハバキの整備をする。しかし今日はそれに雅子もついてきていた。僕は晋作の記憶も投影されているからどう足掻いても雅子がいるだけで嬉しいし幸せになるし動悸がする。話を聞くところによると雅子が晋作に頼み込み、無理言って見させてもらっている…そうだが絶対無理なことではない。僕を含めた高杉晋作ということは猛烈に妻、雅子に弱い。我慢をさせてしまったという負い目もあるしそれを抜きにしても世界で一番愛している女性だ、人だ。だから彼女が珍しくお願いを言ってきたからにはどんなことでも叶えたくなってしまうものだ。
「これが晋様の奇兵隊…」
ほう、とため息をこぼしながら目を輝かせている雅。可愛いどころの話ではない、可愛いすぎる美しすぎる可憐すぎる…どこかに閉じ込めて誰にも見られなくしたいほどに。それはきっと晋作も同じだったらしくどこかそわそわした様子でちらちらと雅子を見つつ整備をしていて、非常に気が散っていた。
1113「これが晋様の奇兵隊…」
ほう、とため息をこぼしながら目を輝かせている雅。可愛いどころの話ではない、可愛いすぎる美しすぎる可憐すぎる…どこかに閉じ込めて誰にも見られなくしたいほどに。それはきっと晋作も同じだったらしくどこかそわそわした様子でちらちらと雅子を見つつ整備をしていて、非常に気が散っていた。
pagupagu14
DONE青空の色/斎時(Fate)斎藤さん一人称が俺の時は本音だったらいいのになぁ、と思ってます。ネイルをつける時尾さんの話、ちょっとだけなぎこさん出ます
青空の色 「あれ、時尾っちじゃん!」
そう言って声をかけたのは清少納言こと、なぎこだった。首を傾げつつもなぎこへと時尾は近づく。
「どうしました?」
「あたしちゃん、思うんだよね!こんな逸材が勿体無いって!」
「勿体無い?」
「せっかく現代に現界できてるんだから楽しんでもいいって思わない?」
「…つまり?」
「爪塗らせて!あたしちゃんが塗りたいってのもそうだけどさ、水仕事して爪に目が入ってそれが可愛かったらテンション上がらない?あたしは上がる!」
そう力説され、その様子を想像し「確かに」と時尾は頷く。
「だったらいい!?」
「私でよければ」
「時尾っちがいいんだよ!何色がいい!?たくさんあるよ!」
そう言ってなぎこが取り出したネイル道具を見てある色を時尾は指差したーー。
1227そう言って声をかけたのは清少納言こと、なぎこだった。首を傾げつつもなぎこへと時尾は近づく。
「どうしました?」
「あたしちゃん、思うんだよね!こんな逸材が勿体無いって!」
「勿体無い?」
「せっかく現代に現界できてるんだから楽しんでもいいって思わない?」
「…つまり?」
「爪塗らせて!あたしちゃんが塗りたいってのもそうだけどさ、水仕事して爪に目が入ってそれが可愛かったらテンション上がらない?あたしは上がる!」
そう力説され、その様子を想像し「確かに」と時尾は頷く。
「だったらいい!?」
「私でよければ」
「時尾っちがいいんだよ!何色がいい!?たくさんあるよ!」
そう言ってなぎこが取り出したネイル道具を見てある色を時尾は指差したーー。
pagupagu14
DONE【現パロ】公園の君/高雅(Fate)現パロ高雅、中学生時期の設定。高杉さんが龍馬さんと同じ学校になる設定は高校生からというのがあって中学のメンツは久坂たち的なふうに思ってます
雅さんが大人気の高嶺の花の令嬢で〜みたいなの見たくて書きました
【現パロ】公園の君 男同士集まって話す内容に下世話なものが混じるのは必然でありしょうがないと思う。そう思いながら休み時間、僕は雅とメッセージのやりとりをしながら友らの会話に耳を傾けた。
「その、最近ずっと話してる【公園の君】って誰?」
「何!晋作、知らないのか!」
「ほら、晋作ってば許婚殿にゾッコンだからさ」
「写真すら見せてくれないのはどうかと思うけどな」
「誰がお前たちに雅の写真を見せるか」
「なるほど、雅というのか…」
「おい」
「ははは、冗談だ」
そう言って僕の友たちは笑った。
「ああ、それで【公園の君】のことだったな」
「ああ」
「近くの女子校の制服を着ている僕らと同年代くらいの女の子なんだが…それがまあ美人で!」
「よく公園のベンチに座って読書をしながら誰かを待っているんだ」
1627「その、最近ずっと話してる【公園の君】って誰?」
「何!晋作、知らないのか!」
「ほら、晋作ってば許婚殿にゾッコンだからさ」
「写真すら見せてくれないのはどうかと思うけどな」
「誰がお前たちに雅の写真を見せるか」
「なるほど、雅というのか…」
「おい」
「ははは、冗談だ」
そう言って僕の友たちは笑った。
「ああ、それで【公園の君】のことだったな」
「ああ」
「近くの女子校の制服を着ている僕らと同年代くらいの女の子なんだが…それがまあ美人で!」
「よく公園のベンチに座って読書をしながら誰かを待っているんだ」