LYING
MAIKINGI TRY TO DRAW Blue Reverberation BUT U SEE I FAILED,Tag may be tentacle/library of ruina/ArgaliaIF YOU STILL WANNA SEE JUST SAY“Yes”
PLEASE LET ME SAY MORE“アルガリア 아르갈리아 Argalia ”
Argalia is good…
itl
DONEオリロラ/全年齢/ED後リラ
「これから俺がすることを、ちゃんと拒んで欲しいんだ」
〜注意点〜
残念ながらめちゃくちゃいい所で終わる(9/3追記:「リラとライラック」が続きです!)
捏造多めの捏造が見ものシリーズ
リラ「ゲストを呼び寄せてたにも関わらず、ゲストルームが無いなんてな」
「まあ、ここでのゲストルームは本棚だからな」
ローランがそう言いながら自身の部屋の扉を開けてくれる。その部屋に入る前からいくつもの本が見えて――、そしてオリヴィエはさっきの文句を取り消したくなった。
この図書館で過ごすローランの自室だ。かつて背中を守りあった戦友が、今はどんな司書として過ごしているのかずっと気になっていた。それが垣間見えるとなれば、むしろゲストルームが無くて良かったのだろう。
オリヴィエはこの図書館までハナ協会の指示で来ている訳ではなかった。多数の手続きを経て、個人の意志ではるばる外郭までやってきたのだ。協会の制服ではなく、私服でローランの部屋にあがるという行為はオリヴィエに遠く懐かしい過去を思わせた。
6501「まあ、ここでのゲストルームは本棚だからな」
ローランがそう言いながら自身の部屋の扉を開けてくれる。その部屋に入る前からいくつもの本が見えて――、そしてオリヴィエはさっきの文句を取り消したくなった。
この図書館で過ごすローランの自室だ。かつて背中を守りあった戦友が、今はどんな司書として過ごしているのかずっと気になっていた。それが垣間見えるとなれば、むしろゲストルームが無くて良かったのだろう。
オリヴィエはこの図書館までハナ協会の指示で来ている訳ではなかった。多数の手続きを経て、個人の意志ではるばる外郭までやってきたのだ。協会の制服ではなく、私服でローランの部屋にあがるという行為はオリヴィエに遠く懐かしい過去を思わせた。
itl
DONEロラ+ジェリ/全年齢/お互いをまだ好きではない頃の友愛熱帯魚
「こうすれば誰も見てないし、何も見えないですよ」
~注意点(?)~
短いのでさくっとお楽しみください!
なんかあっついな…って思う夜に読むのが一番いいと思います。
熱帯魚胃袋を満たすためにじめじめした夜の裏路地を歩けば、廃墟のような建物が並ぶばかりで、そこには青白い水槽が並ぶ熱帯魚の店だけしか無かった。
熱帯魚の可食部はどこだか一瞬だけ考えて、踵を返す。
安全と睡眠の為だけに押さえたボロいホテルに戻れば、ベッドサイドの小さなライトだけが暗い部屋の一角を照らしていて、そこではアンジェリカがダブルベッドを占拠していた。
ローランは仮面の奥で顔をしかめた後、スーツを脱いで、少し汚れたワイシャツのままそこへ入り込む。アンジェリカはローランの分の場所をすんなり開けてくれる。
「夜ご飯、見つからなかったんですね」
「まだ何も言ってないだろ」
「機嫌が悪そうなので分かりますよ」
アンジェリカから背を向けて、目を瞑る。今日出来ることは終わった。「血染めの夜」の手掛かりは今日も得られなかったのだ。
1327熱帯魚の可食部はどこだか一瞬だけ考えて、踵を返す。
安全と睡眠の為だけに押さえたボロいホテルに戻れば、ベッドサイドの小さなライトだけが暗い部屋の一角を照らしていて、そこではアンジェリカがダブルベッドを占拠していた。
ローランは仮面の奥で顔をしかめた後、スーツを脱いで、少し汚れたワイシャツのままそこへ入り込む。アンジェリカはローランの分の場所をすんなり開けてくれる。
「夜ご飯、見つからなかったんですね」
「まだ何も言ってないだろ」
「機嫌が悪そうなので分かりますよ」
アンジェリカから背を向けて、目を瞑る。今日出来ることは終わった。「血染めの夜」の手掛かりは今日も得られなかったのだ。
itl
DONEオリロラ/全年齢焼き焦がすもの
「よく言えば利口だし、悪く言えば……、全部が傷つく準備になっているんだろうな」
~注意点~
ダズムン5合わせ新作
アンジェリカ加入前のチャールズ事務所
かなりオリヴィエ→ローランだと思う
うすぐらエモな感じ オリロラは冬の季語
焼き焦がすもの 確かに、チャールズ事務所は北部の風土に漏れず華やかな印象のある事務所で、それなりに有名ではあるが、まさかこんな舞踏会のようなものにまで縁があるとは。
並んだ豪勢な食事に手を付けて、周りの煌びやかな貴族たちを眺めながら、オリヴィエは改めてそう思った。
巣の、とりわけ翼の関係者が集まる夜会に、一般人が招かれるはずは無い。つまり今回も例によって任務なのだが、内容は隠密での護衛だ。翼の重役も出席しているであろうこの場にチャールズ事務所が選ばれたのは、実力もさることながら、事務所施設も、そしてそこに所属しているフィクサーも華やかに見えるからなのだろう。
オリヴィエも燕尾服を身に着けて、小脇に杖を抱えていた。杖に刃物を仕込んではいるが、傍から見ればそれなりな貴族に見えることだろう。アストルフォが見立ててくれたものだ。彼もこの会場のどこかにいるはずだが、すっかり馴染んでいるのか見つからない。
5742並んだ豪勢な食事に手を付けて、周りの煌びやかな貴族たちを眺めながら、オリヴィエは改めてそう思った。
巣の、とりわけ翼の関係者が集まる夜会に、一般人が招かれるはずは無い。つまり今回も例によって任務なのだが、内容は隠密での護衛だ。翼の重役も出席しているであろうこの場にチャールズ事務所が選ばれたのは、実力もさることながら、事務所施設も、そしてそこに所属しているフィクサーも華やかに見えるからなのだろう。
オリヴィエも燕尾服を身に着けて、小脇に杖を抱えていた。杖に刃物を仕込んではいるが、傍から見ればそれなりな貴族に見えることだろう。アストルフォが見立ててくれたものだ。彼もこの会場のどこかにいるはずだが、すっかり馴染んでいるのか見つからない。