333reikou
MOURNING蛇足出てないけど、カイデズのつもりあるけどびっっっみょうなのでタグ入れてない
星空の夢美しい夜空に輝く星が見えた。
父に肩車をしてもらいながら空を見上げていると母が言葉を投げた。
「どう?お空は綺麗に見える?」
「うん」
はにかみながら頷く、自分を抱える父の後頭部しか見えないがしっかりと足を掴んで支えてくれる父の手は温かい。
顔が見えずとも、その温度が安心感を与えてくれていた。
「今日は月の明かりもあるからな、星の光が遮られると思ったが……案外良く見れるもんだな」
「そうね、よく見えるわ」
父の言葉に母は頷く、ふと自分の瞳にあるものが映った。
「あっ!!」
「?」
流れ落ちる流星が夜空に落ちていく。
一筋の光が、何億光年に潰えた光が流れていた。
少しだけ身を乗り出し、叫んだ。
「流れ星!」
「えっ!?嘘?!どこどこ!?」
863父に肩車をしてもらいながら空を見上げていると母が言葉を投げた。
「どう?お空は綺麗に見える?」
「うん」
はにかみながら頷く、自分を抱える父の後頭部しか見えないがしっかりと足を掴んで支えてくれる父の手は温かい。
顔が見えずとも、その温度が安心感を与えてくれていた。
「今日は月の明かりもあるからな、星の光が遮られると思ったが……案外良く見れるもんだな」
「そうね、よく見えるわ」
父の言葉に母は頷く、ふと自分の瞳にあるものが映った。
「あっ!!」
「?」
流れ落ちる流星が夜空に落ちていく。
一筋の光が、何億光年に潰えた光が流れていた。
少しだけ身を乗り出し、叫んだ。
「流れ星!」
「えっ!?嘘?!どこどこ!?」
mitsumame_kiki
DOODLE猫の日梅闇。この間の話の続きとかではないけど、無自覚闇慈と苦労人の姐さんのお話。猫神「なんだ?それ」
闇慈の腕の中の生き物を見る。
「ん?猫」
「猫はわかってる。どうしてお前がそれを抱えてるのかって話をしてんだ」
それなりに大きなその猫はふてぶてしく闇慈の腕の中に納まり、ごろごろと喉を鳴らしている。
仕事というか出稼ぎというか、舞の帰りだったのだろう。
きちんと着込んだ着物の袷に猫が潜り込んで、闇慈が擽ったそうに笑う。
「こら、んなとこ舐めんなって。あぁ、これなぁ。今日舞わせてもらったご神木の化身っつーか、まぁそんなもんだ」
確かに猫は法力の塊のような存在だった。
ただ、問題はそこではない。
「そのご神木の化身がどうしてお前の腕に納まってんのかって聞いてんだがなぁ」
「どうも舞を気に入ってくれたみたいで。まぁ懐かれたというか、憑かれたというか」
817闇慈の腕の中の生き物を見る。
「ん?猫」
「猫はわかってる。どうしてお前がそれを抱えてるのかって話をしてんだ」
それなりに大きなその猫はふてぶてしく闇慈の腕の中に納まり、ごろごろと喉を鳴らしている。
仕事というか出稼ぎというか、舞の帰りだったのだろう。
きちんと着込んだ着物の袷に猫が潜り込んで、闇慈が擽ったそうに笑う。
「こら、んなとこ舐めんなって。あぁ、これなぁ。今日舞わせてもらったご神木の化身っつーか、まぁそんなもんだ」
確かに猫は法力の塊のような存在だった。
ただ、問題はそこではない。
「そのご神木の化身がどうしてお前の腕に納まってんのかって聞いてんだがなぁ」
「どうも舞を気に入ってくれたみたいで。まぁ懐かれたというか、憑かれたというか」