みどりた//ウラリタ
DONE秀信+七緒叔母を嗜める甥
『叔母と甥』上巻より
潤溽暑 ―うるおうてむしあつし―「にしても暑い!」
「七緒、はしたないからそれはやめなさい」
日課の怨霊退治を終えて帰城した七緒はうだるような暑さに耐えられず、侍女を下がらせたことをいいことに板間の冷たさをその頬で享受していた。そして寝そべる七緒だけを兄が嗜める。隣には同じように溶けた大和だっているはずなのに。
「タイツなんか履いて暑くねーの?」
「暑い……から脱ぐ」
「待って、待って、七緒待って」
仕方なしに一度部屋の奥へ引っ込み、熱を集めため込む黒い女子の鎧を剥ぎに行く。動きやすいしスカートの中身を気にしなくていいタイツはとても便利なのだが破れてしまったらどうしよう。一応、龍穴を通って家に戻った際にありったけの買い置きは持ってきたけれど有限だ。
2313「七緒、はしたないからそれはやめなさい」
日課の怨霊退治を終えて帰城した七緒はうだるような暑さに耐えられず、侍女を下がらせたことをいいことに板間の冷たさをその頬で享受していた。そして寝そべる七緒だけを兄が嗜める。隣には同じように溶けた大和だっているはずなのに。
「タイツなんか履いて暑くねーの?」
「暑い……から脱ぐ」
「待って、待って、七緒待って」
仕方なしに一度部屋の奥へ引っ込み、熱を集めため込む黒い女子の鎧を剥ぎに行く。動きやすいしスカートの中身を気にしなくていいタイツはとても便利なのだが破れてしまったらどうしよう。一応、龍穴を通って家に戻った際にありったけの買い置きは持ってきたけれど有限だ。
みどりた//ウラリタ
DONE『叔母と甥』上下巻より秀信+七緒
帰ってきた叔母を受け入れらるか悩む甥
パルシィに連載中の第9話付近、そのころの秀信は……。
ゲーム本編と若干違う点はありますが、秀信と再会を果たしていればネタバレはありません。
秀信+七緒 杞憂「龍神の神子が現れた?」
思わず筆をおいて報告に来た者の言葉を繰り替えした。
比叡の怨霊騒ぎを鎮めた娘がいるらしい。それも若く、年頃の娘。
怨霊を刺客として送り込まれる立場として怨霊を業から解き放つことのできる龍神の神子の再臨も、民の暮らしを思う城主の立場として静謐の世に不可欠な龍神の神子の再臨も真実であれば喜ばしいことではある。
誰にも聞こえぬように短く息を吐いた。
無駄とは分かっていても念のため人をやるように指示をして庭に身体を向けると、今年も桜が散り木瓜の赤い花が咲き始めているのが見て取れた。その赤をこの城で一人、幾度見てきたことだろう。
怨霊を鎮めた娘がいると聞けば人をやり、雨を降らせた舞手がいると聞けば人をやった。しかし今は隠れし龍神に選ばれた最後の神子、自身の叔母であるなお姫が見つかることはなかった。そして新しい神子が選ばれたとも伝え聞かない。
2325思わず筆をおいて報告に来た者の言葉を繰り替えした。
比叡の怨霊騒ぎを鎮めた娘がいるらしい。それも若く、年頃の娘。
怨霊を刺客として送り込まれる立場として怨霊を業から解き放つことのできる龍神の神子の再臨も、民の暮らしを思う城主の立場として静謐の世に不可欠な龍神の神子の再臨も真実であれば喜ばしいことではある。
誰にも聞こえぬように短く息を吐いた。
無駄とは分かっていても念のため人をやるように指示をして庭に身体を向けると、今年も桜が散り木瓜の赤い花が咲き始めているのが見て取れた。その赤をこの城で一人、幾度見てきたことだろう。
怨霊を鎮めた娘がいると聞けば人をやり、雨を降らせた舞手がいると聞けば人をやった。しかし今は隠れし龍神に選ばれた最後の神子、自身の叔母であるなお姫が見つかることはなかった。そして新しい神子が選ばれたとも伝え聞かない。
隅幸(すみゆき)
DOODLE幸村さんお誕生日おめでとうございます!!!(去年と同じような雰囲気の幸七らくがき)平和な世で幸せに暮らす幸七ちゃんが見られるFDはまだですか…???(去年と同じ事を言っている)
amururunko
DONEぷらいべったーで公開している兼七の画像版です。画像の方がよい方向けに。
七緒WEBオンリー開催時公開していたものでした。
今思い浮かべても本当に楽しい1日でした。
開催してくださったことに、今でも心から感謝しています。 10
おうま
DOODLEフライング兼続おたおめです落書き~!(今の体力じゃここが限界)もう一つ描きたいものもあるので‥できたら‥いいな‥
昨年のおたおめも合わせておいとくけど、昨年のが未来幸せで今年のが過去の幸せってことで…自分で言っててえぐられる 5