「Good Morning, Lazy Boy」👈チャットGPTがつけてくれたタイトル「……オレは……起きてる……」
寝ぼけ声でそう呟いたバヤの顔に、冷たい手のひらがぽすんと落ちた。
額に触れてきたのは、今日も整ったスーツ姿の、皇坂逢。
「それは、起きてるとは言わない。いい加減、ちゃんと起きろ」
「ん……今、まぶたが……準備中で……」
「まぶたの話はしていない」
窓のカーテンの隙間から、朝の光が差している。
時計は7:33。あいちゃんの出勤は8時。
オレのバイトは、今日のシフトが15時から。
――ということは、今はまだオレにとっては“深夜”だ。
「オレの中では……まだ3時くらいの感覚なんだけど……」
「勝手に時差を作るな」
淡々とした声。だけど、指先はやさしくオレの髪を整えてくれてる。
このギャップが、たまらなくて。
1046