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    ごがつ

    @Uzk_April

    羂髙で数年振りに二次創作復帰した成人済みオタクです

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    ごがつ

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    https://shindanmaker.com/375517 よりお題をお借りしています🫶140字SSを少し改変しました!

    #羂髙

    週七日制「そうそう、だから俺実はめちゃくちゃ寂しがりやで。あ、でも羂索と組むようになってからはほとんど寂しいって感じる暇なくなったんだけどな!?『例えばどんな時に寂しいの?』あー、や、その、羂索が仕事で居ないときの深夜とか、…これガチっぽいからやめない!?」
    「ガチでしょ」
    「ガチですね」
    「もー!2人とも!コメントのみんなも!これ以上の掘り下げはなし!次のお便り行くぜっ!」

    「は?」
    持っていた割り箸が手の中でへし折れる。何それ、聞いてないんだけど。いや今聞いたけど。
    私と住むようになって早数年、髙羽が寂しがりやなのは感じとっていたがこんなことを電波に乗せるとは。…ひょっとしたら私がリアタイで聞いてること、忘れたのかも。
    っていうか私抜きに祓ったれ本舗のラジオに出るってどういう了見?仲良いのも大概にしなよ。

    配信はつつがなく終了し、そろそろ髙羽が帰ってくる頃合いだ。
    …ただいま、と小さめの声。普段から何かと声量がでかい彼でも深夜は気をつけているらしい。
    健康には気をつけているらしく、しっかりと手洗いうがいを済ませ部屋に入ってくる。
    「おかえり、はい、ただいまのハグ」
    「へ?」
    「ハグには精神的充足の他に疲労軽減効果もあるっていう研究結果が出ていてね。そう、君も知ってるんだ。じゃあ早くおいで」
    「え、いや、そんなバカップルじゃねえんだからさ」
    「君と私が?そうだろ。だから何?」
    「いやいやいや!確かにその、つ、付き合ってはいるけど!ついに暑さでやられたか!?」
    「は?イカれてるのはお互い様でしょ。はー、君が話してたんだろ、さっきラジオで。私が居ない時寂しいとか言うからその寂しさを物理的に解決してやろうって言ってんの。わかったら一日1回はハグすること、はい決まり。何か文句ある?」
    「え、いや、あっ、ラジオ聴いて、あーーっそうだよな聴いてくれてるよな、…うわ俺すっごいはずいことした…」
    「つっ立ってないでほら、おいで」
    髙羽がおずおずと腕に収まる。
    「………なんか、野郎2人で黙って立ってハグしてんのシュールじゃねえ?」
    「じゃあもっと恋人らしくしようか」
    「そ、そうは言って…」
    布団に腰を下ろし、膝に乗せるように抱き直す。言ってしまえばほぼ対面座位だ。
    「………はずいんだけど」
    「恋人なら普通の距離だろ?そろそろ慣れなよ」
    「…おう…………なあ、なんか当たってない?」
    「んー?生理現象?」
    「………ぬ、抜いてやろうか」
    その後はまあ、ご想像通り。

    毎日1回と言わずおはようやおやすみ、外出時など日に数回軽いハグをする習慣がついた頃、わざと私からハグをせずに出掛けようとするとややそわそわした髙羽が服の裾をちょこんとつまんできた。
    「あ、いや、あの、しねえの」
    「ん?」
    「……だから、しねえの」
    「何を?」
    「〜っ、だから!ハグ、すんだろいつも、しかも今日オマエ夜までいねえし、俺もバイトだし、だから」
    「ハイハイ、寂しくなっちゃうね」
    「!」
    いつもより乱暴なハグ。戯れに首筋に軽いキスを落としてやると面白いくらいに体が跳ねた。
    ややあって、がしっと顔を両手で挟まれる。ぎゅっと目を瞑った髙羽が唇に触れるだけのキスを仕掛けてきた。
    据え膳食わぬは男の恥、っていうからね。がっつり舌を入れてやるとどんどんと胸を叩かれる。
    「じゃ、行ってくるね」
    「………おう」
    「あ、そうそう1人で抜いたらお仕置きね」
    「なら早く帰ってこいバカ!あっ間違えたさっさと行けよもう!」
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    TRAINING「君と羊と青」

    呪専に入学したての、さしす。前向きな青い春を書きたかった。あと、爺や。
    BGM:RADWINPS/君と羊と青
    正直、呪術高専なんて行きたくなかった。学ぶ、なんてことが必要だなんて思えなかった。事実、呪術なら誰にも負けない自信はあったし、机にかじりついて勉強なんてかったるい。どう考えても、群れて囲われているだけのあの場所に行く意味があるとは、とても思えなかった。でも、爺やが文字通り泣いて頼むから、まー行ってみるか、嫌ならすぐに辞めればいいし、ぐらいの気持ちだった。
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    「変な前髪。」
     と思わず口に出したら、
    「これだから、お坊っちゃまは。口の聞き方も知らないのかい?」
     と、売り言葉に買い言葉、挙げ句の果てに大喧嘩になって、教室を半壊させて大騒ぎになった。で、早速初日から夜蛾先生にがっつり怒られた。もちろんしばらくお互いに口もきかなかった。
     
    「なのに、なんで一緒にいるかねー。」
     校舎の屋上で、硝子が煙草片手に俺を見上げる。昼休みに決まって喫煙している二人を見つけてからは、置いてかれないように、もしくは先回りしてここに来る。右手側に傑、左手側に硝子、真ん中に俺、が定位置となっていた。
    「ほんとだよ。煙草臭いの嫌だー、とか言うくせに 1972