アイドルパロ🟥🟩派生ネタメモ兄弟達のアイドルパロ、配管工はキラキラ王道アイドルで歌も踊りも高いレベルでこなすけどどちらかというと実力派っていうよりファンを楽しませるエンターテイナーって感じのユニットで、🟥のチャーミングな人柄とスター性、🟩の天然キャラなんかがメディアにウケてバラエティとかにもよく呼ばれてる

ミスター兄弟はバチバチのダンスユニットだと嬉しい。歌も一応歌えるけど二人でキレキレバチバチに踊るのがメインでアクロバットとかブレイキンとかもやっちゃう感じの…！
∑は力強くてᒧはしなやかっていうふうにそれぞれ踊り方に個性はあるのにシンクロダンスのシンクロ率がエグくて大発狂したい。

ドクター兄弟は逆に歌に特化したユニットで、ふたりとも歌も楽器もできるけど💊🟥は楽器大体何でも弾けて💊🟩は死ぬほど歌が上手いから、💊🟥がアコギとかピアノ弾きながら💊🟩が歌うっていうスタイルが多い

緑の存在証明彼がノワール城にやってきたのは、ついこの間のことだ。ミスターLと同じ格好をして、それでいて頭と首元には赤色を纏った男。

ーーミスター∑。

初めて顔を合わせたときにそう名前を呟いて以来、彼が口を開いたことは無い。最初こそマネーラなんかが喋らせようと躍起になっていたが、ミスター∑は少し煩わしそうな顔をして身軽な動きで逃げてしまった。そこからしばらくは鬼ごっこをしていたようだが、やがて諦めたのかマネーラが追い回すことはなくなり、無口な人間として仲間達に受け入れられていった。

エルはミスター∑が苦手だった。
それはあの悪趣味な赤色が憎き勇者を思い出させるから、というだけの話ではない。
ミスター∑はいつ見てもぼんやりとした顔をしていて、動きは最小限。何をするにも気だるげなのに、与えられた任務は完璧にこなしてしまうのだ。次々に手柄を立てていく様を見ていると、彼よりも少し先にここに来たエルとしては、焦るというのが正直なところである。しかし最近はヨゲンの勇者達に目立った動きが見られず、手柄の立てようがない。やりきれない思いを抱えたまま、日に日にミスター∑への苛立ちが高まるのを感じていた。