シンバンカラむかしむかしあるところにお母さんを亡くした美しい娘がいました。
お父さんは再婚し、娘は新しい家族と一緒に暮らし始めます。
娘は継母からたくさんの家事を押し付けられ、ふたりの姉からはいじめられる生活を送っていました。
そのうち娘は「シンバンカラ」と呼ばれるようになりました。
ある日フェスパーティの開催が決まり、王子様が参加者から花嫁を探したいと発表がありました。
王子様のお嫁さんはともかく、フェスパーティに興味があったシンバンカラは行ってみたいと継母にお願いしました。
しかし継母と姉達は「みすぼらしい娘はダメ、着ていく服がない」と言い放ちシンバンカラを置いて、フェスパーティへ行ってしまったのです。
シンバンカラはフェスパーティを諦め、自分の部屋に戻りました。
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