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    Asatoiro

    @Asatoiro

    未完成やらくがきやメモや妄想
    今のところサリぐだ♀しかない
    AIのべりすとに手伝ってもらいながら書いた小説もこちらに投げてあります。
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    Asatoiro

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    AIのべりすとさんにかなり自由に書いてもらったもの。オチが綺麗。
    ぷらいべったー側から移動させました。向こうのはあとで消しますね
    人名指定してないのにダ・ヴィンチちゃんとか出てくるので感動してしまった

    ##半自動サぐ♀

    ほぼ半自動サぐ♀「おやすみなさい、サリエリさん」
    「ああ、良い夢を」
     その言葉を最後に扉は閉じられる。忘れずにロックを設定してから、寝台に飛び込んだ。
    「……」
     …………眠れない。
     目を閉じたって、眠気はちっとも訪れてくれなかった。だって今日は色々ありすぎた。
     明日になったら全部嘘だったなんてことは?全部現実だと言い聞かせられずに、枕をぎゅっと抱きしめたまま何度も寝返りを打った。その時――ノックの音が響いた。
    「誰?」
     起き上がると、もう一度ドアが叩かれた。こんな時間に誰が来たんだろう?予感しながら問いかければ、向こうからはおやすみを言ったばかりの彼の声。
    「まだ起きているか、マスター」
    「うん、どうぞ入っていいよ」
     そう言えばするりと扉が開いてサリエリさんが入ってきた。さっきまであんなに寝付けなかったのに、彼が来ただけで少しだけ安心してしまう。
    「何か忘れもの?」
    「いや、大した話ではないのだが……」
     珍しく歯切れの悪い物言いで、彼は言葉を濁す。そしてこちらを見つめて、
    「……先程はその、すまなかったな」
    「えっ」
     いきなり謝られてびっくりしてしまった。何のことかわからなくて首を傾げていると、彼は続けた。
    「おまえには悪いことをしたと思っているのだ。我のせいでおまえの平穏な日常を奪ってしまった。だから……せめて償わせて欲しい」
     そう言って差し出された手の中には小さな箱があった。
    「これは?」
    「開けてみるといい」
     言われるままに蓋を開けると、中には宝石のついた指輪が入っていた。
    「これって……」
     その意味が解らないはずもないのに、聞き返さずに居られない。元から真面目な性格な人だとは知っていたけれど、こんなもの、いつのまに用意したんだろう。
    「どうか受け取って欲しい。本来ならもっときちんとした場所で渡すべきだったが、時間がないので許してくれ」
     時間がないとはどういうことだろうか。まさか今からどこかへ出かけるつもりなんだろうか?そんな考えを読み取ったようにサリエリさんは言った。
    「我と共に来てくれないか」
     それは紛れもなく、わたしたちの未来を選択するための言葉。
    「一緒に逃げよう」
     まるでプロポーズみたいだと思いながら、差し伸べられた手をじっと見つめた。
     ……本当はこの手を取るべきじゃないのかもしれない。でももう後戻りはできない。ここで止めてしまえば、きっと一生後悔することになる。
    「……本当に、いいの?」
    「もちろんだ」
     迷いなく即答されて思わず笑ってしまった。
    「なんだ、何を笑うことがある?」
    「ううん、なんでもない」
     嬉しくて笑いが止まらなかっただけだなんて言えないけど、きっとこれで良かったんだと思う。
     差し出された手に自分のそれを重ねると、ぎゅっと握られ引き寄せられる。
    「行こう」
     どこに逃げるのかとか、これからどうするかとか。そんな深刻で重大な問題だって、あなたとならばひとつも怖くない。
    「うん!」
     二人で一緒ならどこに行ってもいい。どんな困難が待ち受けていたとしても、二人なら乗り越えていけると信じてる。

    ***

    「――というわけで、無事にサリエリ先生と立香ちゃんは駆け落ちしちゃいました! 拍手~!!」
     パチパチと鳴りやまない拍手の半分はSEで、実際に音を立てているのはBBちゃんの掌だけだ。
    「まったく、よくやるよね」
     呆れたようなダ・ヴィンチの声に、彼女は胸を張って答える。
    「お二人の幸せのためですからね~。私ったらなんて優しいんでしょう!」
    「はいはい、そうだねえ。それで、君は一体何を企んでいるんだい?」
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