【凪玲】世界末日前的最后一个晚上我们会在一起——直到世界的尽头。

0.
“本社消息，近期，x国文物局特邀考古学家于x国发现刻字石阵遗迹，随着考古现场发掘的持续进行，遗迹清理及保护工作也在同步推进，相关课题研究不断。经过多学科研究发现，该石阵测年数据集中在公元前1131年至1012年，极大可能为玛雅人所创建的玛雅历法，其中疑似记载了世界末日的准确日期：20xx年2月15日。”

凪诚士郎停下了正要上拉屏幕刷新的动作，瞟了一眼发布这条消息的账号，主页中官方的介绍、标准的格式无不证明着它的权威程度，于是热搜榜上也挂起了大大的“世界末日”四个字。

诶？……世界末日？

差不多一个月之后……

真的假的啊。

窗外还在洋洋洒洒地飘着雪，暗黄的路灯借着黑夜的特权将雪花染上了自己的颜色。凪诚士郎静静地往窗外望了一会又收回了目光。

【凪玲】摘夏0.
“玲王。”凪诚士郎叫住了御影玲王，没有犹豫地牵上了他的手。

背背、拥抱、牵手，对于御影玲王和凪诚士郎来说明明是寻常，但在这一秒却显得突兀又滚烫。

面前的人回头看向了凪诚士郎，又配合地转身朝着他站定。偌大的天台竟然只有他们两人，凪诚士郎与御影玲王对视，紫色的眼眸中倒映出自己的影子。似乎哪里有些奇怪，但此刻的凪诚士郎却实在顾不上那么多；好不容易决定好的事，他必须要在今天做个了断。

“怎么了，凪？”御影玲王问。

只是如果凪诚士郎再多想一点，或许能够注意到御影玲王脸上的些许不自然，可这件事于凪诚士郎而言是无法绕过的命题，感官几乎全被心跳声所蒙蔽，紧张得就连牵着御影玲王的手都要忍不住颤抖。

今天的天气很好，大片的云朵将过于炙热的阳光削弱，与前几日的标准炎夏形成了鲜明对比，于是撒在两人身上的只剩下了金色的光辉，凪诚士郎却反倒不知道该怎么解释脸上的红晕。

屋上で聞いた話静かな夜だった。

空は雲ひとつもなければ、頬を撫でる風もない。
夜も消えることのない眩しいネオンが見えるだけで、珍しくなにも聞こえなかった。

ネオン街の中心から少し離れた廃墟だからか、屋上まで登ってきても見えるのはカラフルな光のみ。錆び付いた鉄骨の一番上に腰かけていると、遠くからではなく近くで声が聞こえた。

「隣空いてる？」

目線だけ向けると、もっともここに足を運ばなそうな人間が立っていた。わざわざ登ってきたのだろうか。

「隣に来れるなら空いてるぜ」

「そこまで近くには座らないよ」

そう言って手を振り上げ、なにか飛んできたものを受けとる。冷えた缶の飲み物はアルコールではなさそうだ。

「なんだよわざわざ。酒でもねぇし」

猫とたわむれる ︎︎トレイ・クローバーは疲れ果てていた。

 ︎︎なんでもない日のパーティーの準備が忙しかったりハートの女王の法律を破った寮生を叱りつけるリドルを宥めたり。先程まで後輩に勉強を教えていて一息つく暇がなかった。

 ︎︎時計は夜の七時を過ぎていた。トレイは廊下を歩きながら、明日の準備をしてお風呂に入って早めに寝ようと思った。

 ︎︎自室の前に着き、トレイはドアを開けた。



 ︎︎部屋に入るとトレイは異変に気付いた。
 ︎︎明らかにベッドの布団が盛り上がっている。誰か寝ていたのだ。

 ︎︎以前、部屋に戻ってきた時にデュース達が床で寝ていたことがあったが、他人のベッドで寝るとは図々しい寮生がいたもんだとトレイは少し呆れた。