morpherine1人で買い物行くって言うから付いてくよって言ったけど断られたモーフ。
帰りが遅いからやっぱり心配になって店の方まで歩いてくと途中ベンチで休んでるらしきローガンが。
男が近付いて行って「可愛いなお嬢ちゃん」とか声をかける。ローガンは疲れた顔で「うせろ」と返すと更に絡まれて腕を掴まれる。
モーフがスっと割って入り、その男の姿に変身して男の正面に立ち自分の顔を指さす。
「ほら、こんな顔見たくないってさ」
男とローガンがモーフの方を見る。
男は「ミュータントかよ」と捨て台詞吐いてどこかへ行く
「…俺1人でも追い払えたけどな」
「そうだね」
ベンチに置かれた荷物を指差すモーフ
「持つよ」
「いいって」
袋の口から見えたのは生理用品。ああ、と思い見えないふりして荷物持ってあげる
「休んでこうか」
人気の少ないダイナーに寄ってコーヒー飲む2人
向かいに座ったローガンを改めてじっと見る
「なんだ」
「いやごめん。見た目変わっても、中身はローガンのままだなって」
モーフがからかうように言うと、ローガンは少しムッとする
「変わんねぇよ、そんな簡単に。お前が1番わかってるだろ」
「でも、ローガンがこうして弱いとこ見せてくれるの、ちょっと特別な感じがする」
モーフが真剣な目で言うと、ローガンは視線をそらす。
「今だけだ」
ローガンは不器用に言い返したが、その頬は少しだけ赤くなっていた。