うめさく メイドの🌸くん何故かクラスの出し物でメイド喫茶をやる事になった🌸。男のメイド姿なんて誰が喜ぶんだと不貞腐れながら接客をしていれば🌸がメイド服を着ていると聞きつけた🍅が一年の教室に訪れる。「🌸〜〜!遊びに来たぞ!あ、ほんとにメイド服着てる。可愛いな!!!」「ばっ……、」相変わらず大きな声で🌸を褒める🍅に頬を赤く染めながら猫のように威嚇する🌸。そんな🌸を優しく宥めつつ接客をしてもらうことにした🍅は「メイドさんってオムライスにハート書いてくれたり美味しくなぁ〜れ♡ってやってくれるんだろ。桜もやってくれたり……」「絶対やんねぇからな」🍅の声を遮り否定の言葉を投げる🌸。「そんなにそういう事したいならちゃんとしたメイド……カフェ?に行けばいいだろ」「うんうん。確かにメイドカフェに行けばやって貰えるかもしれないけど オレは🌸だからやって貰いたいし🌸がメイド服を着てやるから意味があるんだろ〜。それにいいのか?オレがメイドカフェに行って可愛い!!とかやってたら🌸嫌だろ」「……ぐっ……」ほぼ脅しに近い🍅の言葉。然し🍅の言う通り実際に行かれてしまうのは嫌なのか唸り声を上げつつ🍅の思惑にまんまとハマる🌸。「ほら〜 🌸 はやく〜」「な、なんて言えばいいんだよ!!」「オムライスにハート書いたら美味しくなぁ〜〜れ♡ってこう、手でハート作ってやるだけだから な?」そんなやり取りをしていればタイミングよく運ばれてきたオムライス。期待に満ちた瞳で🌸を見つめる🍅。ケチャップを手に取り歪なハートをオムライスへと書けば「お、お、お、おいしく……なれ」「🌸違うぞ!もっと可愛く!」「だあああ!!やってられるか何も別にここでやらなくても…………あ、」「🌸……それって二人っきりの時ならやってくれるって事か!そうかそうか!!オムライスならオレが作ってやるからな〜♡」上機嫌な🍅に頭を抱える🌸。