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    mikomima_y

    @mikomima_y

    【投稿について】
    基本はイラスト、漫画メイン。たまに小説も混ざります。🔞はぬるいもの~ガッツリまで全てPW制です。

    【マイタグについて】
    〇〇夢→固定夢主/顔あり、〇〇プラス→プラス絵(夢主目線~手等の一部映り込みあり、顔無し夢主のいずれか※not固定夢主)、夢要素無し→夢・プラス要素無し(のつもり)のものになります。その他シリーズ等でも分けてあります(そのため一部重複あり)

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    mikomima_y

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    灰くん練習

    ##夢要素無し

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    recommended works

    gohan_oic_chan

    PAST行マリ
    卒業後同棲設定
    なんか色々最悪です
    証明 朝日を浴びた埃がチカチカと光りながら喜ぶように宙に舞うさまを、彼はじっと見つめていた。朝、目が覚めてから暫くの間、掛け布団の端を掴み、抱きしめるような体勢のまま動かずに、アラームが鳴り始めるのを待っていた。
     ティリリリ、ティリリリ、と弱弱しい音と共に、スマートホンが振動し始める。ゆっくりと手だけを布団の中から伸ばし、アラームを止める。何度か吸って吐いてを繰り返してから、俄かに体を起こす。よしっ、と勢いをつけて発した声は掠れており、埃の隙間を縫うように霧散していった。
     廊下に出る。シンクの中に溜まった食器の中、割りばしや冷凍食品も入り混じっているのを見つけると、つまみあげ、近くに落ちていたビニール袋に入れていく。それからトースターの中で黒くなったまま放置されていた食パンを、軽く手を洗ってから取り出して、直接口に咥えた。リビングに入ると、ウォーターサーバーが三台と、開いた形跡のない数社分の新聞紙、それから積み上げられたままの洗濯物に囲まれたまま、電気もつけずに彼女はペンを走らせていた。小さく折り曲げられた背が、猫を思わせるしなやかな曲線を描いていた。
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