桐真のAV男優パロを妄想する戯言エロにそのまま直結されるからAV男優パロとか見たくないですか。
桐がまだ無名のAV男優で破格で仕事の依頼来てろくすっぽ説明をされずに事務所にとりあえず受けろ！って言われて現場に行かされる。
普段行く現場より良いホテルで(男優を指名してあの金額って一体どんな大物女優なんだ……)とソワソワしながら待ってたら、ドアが開いて売れっ子タチ専男優の真が出てきて「！？」ってなる。
真の存在は知っていたけど畑が違うので初対面だった。驚きながらもふと(そういやこの男タチ専じゃなかったか……！？ ということは俺は今日掘られるのか！ だからあんな契約金が破格だったのか！？)と思い出して絶望してると、桐に向かって真が「お〜やっぱええ男やなぁ、めっちゃかっこええ！ 今日はよろしゅうタチ頼むわ」って言われて「え？」って拍子抜けさせる。
聞いたら何年も前からネコ側のビデオも撮りたいって監督からアプローチされてたけど真が中々受けてくれなくて、半ば事務所も監督も諦めてたんだけど桐がビデオ出るようになってからよく話題に出すようになって「コイツが抱くならネコ側のビデオ出てもええで」って言い出したので、そのまま企画が爆速で立って『大人気タチ男優ネコ側デビュー』の相手として桐に白羽の矢が立った。
「なんで俺に……」って困惑してると真がちょっと照れながら「簡単な話や、一目惚れしたんやアンタに」って言う。「それに俺、このビデオ最後に引退する予定やからな。せっかくならええ男に抱かれて終わりたいやろ。すまんなぁ、付き合わせて」って言われて「いや、そんな……」と返す桐。内心(掘られるよりはマシだが、男相手に勃つだろうか……)とちょっと不安になっていた。
でも真は優しく話しかけてくるし仕草一つ一つが色っぽい。もうそろそろ撮影始まるな、と真に声かけられた時に「男は初めてだが、初めてが真島さんみたいに綺麗で色っぽい人でよかった」と言ったら、真が驚いたような顔した後にジワジワと耳と頬を赤くして「おおきに」と笑ったので(あ、可愛いな……)と自然と思えた桐。
撮影始まって何の苦もなく勃ったし、教えてもらいながら責めていくと真がめちゃくちゃ感じてくれて桐も興奮していく。(さすがベテランだなぁ、演技だとしても本当に気持ちよさそうだ……)としみじみ思い、カメラ止まってる時に小さく真の耳元で「ありがとう、フリだとしてもすげぇ可愛いし興奮する」と言ったら、擽ったそうに笑ってお返しとばかりに耳元に近づき「演技やない、上手やで。ホンマに気持ちいい、桐生チャン……」とキスしながら囁いてくる。たまらず桐は真の唇を奪ってそのまま押し倒してしまい、そのまま撮影も忘れて交わって、終わったあとに桐が真に連絡先聞こうと思ったら真側の事務所のえらいガチガチのガードを受けてしまい、その日は事務所に帰らされる。
ビデオは問題なく出たようで、それを自分用にも購入して見る度にあの日を思い出してたが会うこともないまま半年経った頃、街で偶然真とばったり会ってしまう。男優引退したあと人材派遣の会社立ち上げて社長さんやってんねん、とその後について話してくれた。
真がおもむろに「せや、良かったら名刺渡すわ」と名刺を取り出して、裏にサラサラと番号を書く。「こっち、プライベートの」と言いながら渡してきたので、「また会ってくれるのか」と聞くと真が艶のある笑みを浮かべながら「ええで、転職の相談でもプライベートのお誘いでも……」と答える。
その口元を見つめて桐が思わず「アンタに会えるなら何でも」と返すと目を丸くした後にケタケタ笑って「ほな待ってるわ」と頬と耳を赤くして帰っていった。
その後ろ姿と名刺を繰り返し見ながら、事務所に辞めることを伝えようと思う桐だった。

みたいなのが見たいですね。