思いついた創作【龍神ハウス】
とある街のお話。
この街には昔から龍を神と祀っている。
赤龍、青龍、緑龍、黄龍、白龍、黒龍
六芒星型に街を囲う龍神達が祀られている神社。
住民達は日々街を護る龍達に感謝を告げている。
さて、本当にそんな神がいるのか…えぇ居ますとも。
六芒星の真ん中に1つ新築の一軒家。
中はいつも大騒ぎで賑やかだ。
なんと彼らはこの街の神。龍神達だ。何故一緒に住んでいるのか?
それは日本の大いなる神、天照様より命じられた。
「君たちはすこぶる仲が悪い。そのままでは結界に亀裂が生じて邪気が入り街は滅びてしまう。そこで君たちは今日から一緒に住んでもらう。そして仲を深め神としてこの街を護り豊かにする。でなければ神の座を降りてもらおうよ。」
そう言われ人の姿に変えられた龍たちは天照様が用意したこの大きな一軒家に住むことになる。
【龍神】
大いなる神、天照により神託を受けた龍。統治する村の神とし村をおさめ、豊かにし邪気から護る。
【街、龍谷の街(仮)】
都会より離れた中規模の街。街を囲うように六つの神社があり、観光地としても賑わっている。
電車は都会行き路線もある。バスは1時間に2本ほどで