ファイ穹 夏終ファイノンがとある村で終わらない夏を穹くんと過ごし続ける話です。
穹くんが村に着いた時、いつもファイノンが出迎えて「初めまして」と手を差し伸べる。そうして仲良くなって楽しい夏を共に過したあと穹くんはトンネルを通り帰るのだけど……
その瞬間にトンネルからはまるで鏡のようにバスが出てくるのだ。
そうして再び穹くんが村へ降り立つと、再びファイノンが「初めまして」と声をかけて仲良くなりたいと告げる。そんなループものです。
そのプロットメモのようなもの。色々大丈夫な人向け。
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覚えてないだけで穹くんは”夏休みで来た”と思ってるけど、本当はそもそもこのループに入る前に友人のファイノンと一緒に来ていた.
ここにあるのが穹くんの魂で、実はファイノンが留めており外に出さないようにしている。という真実があります。理由は、ここに訪れて都会に先に帰った時に穹くんが事故に巻き込まれてしまったから。要は都会の病院にある穹くんの肉体がボロボロで見込みが浅いこと知ったファイノンが、その村の神様にどんな方法でもいい、彼を連れて行かないで留めてくれと頼む。結果、”肉体に穹くんの魂を戻したら死が確定してしまう”から、彼は魂を留めて死の確定をあいまいにするということを行っている状態。穹くんをこの村にとどめている限り、穹くんの死は確定しないのだと。そうして繰り返して保っている感じ。
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