初めてのパーティーは二人きりで「さ、マジュニア様。早くしないとせっかくのパーティに遅れてしまわれますよ。」
「知るか!俺様は貴様以外のやつと触れ合うのなんかキライだっ!」
ここはとある有名な一族・・・ピッコロ家の屋敷である。
次期当主のマジュニアは今日、パーティに初参加となる。のだが・・・
「こら。マジュニア様がパーティに行かれることは私にとってもとても嫌なことであるのですが・・・こういう場も慣れておかないとほかのやつらに舐められてしまいます。ただでさえ、私にべったりなことは周知の事実であるのはまだしも、私と離れるのが嫌で社交の場に行かないとなると・・・大魔王様も何とおっしゃるか・・・」
「父上の意見なんか知るものか。俺は悟飯のみいればそれでいいんだ。今回のパーティだって最初は行く気だったさ。だがな・・・お前の仕事が急に入っただとかなんとかで俺のそばから離れるというのが我慢ならんのだ!どうにかならんのか!「それは・・・さすがに不可能でございます。何せ、大魔王様直々のご命令です。まだマジュニア様よりは立場が上なので断れないんですよ。」・・・うう。こういうところが父上の苦手なところだ。」
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