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    nasutaro___

    @nasutaro___

    好き勝手描いてます。地雷に配慮していないので気をつけてください。

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    総帥シャガ
    🔞な展開はありませんがそういう雰囲気の話です。

    珍しい誘い「今夜付き合えよ」

    いつぞや聞いた事がある様な誘い文句だった。私は快諾するとガルマにじゃあ後でと片手を上げその場を離れた。おそらく良い酒でも手に入ったのだろう。幸い明日はこれと言った執務も無い珍しい日だ。付き合ってやるとしよう。




    約束の時間が来たのでガルマの私室の前に来て声を掛ける。ほどなくして返事が来て扉のロックが解除される音がした。

    「ガルマ、今日はどんな…っ!?」

    部屋に踏み込み、声を掛けた瞬間唇を塞がれる。完全に不意打ちだ。薄く開いた口内に熱い舌が侵入してくる。静かな部屋には2人分の息づかいと厭らしい水音だけが響いた。しばらくして、名残惜しそうに唇が離れる。

    「ガルマ、付き合え…とはこういう意味だったのか?」
    「ん…嫌だったか?」

    やや上気した頬で色気のある表情をしたガルマがくすりと笑う。すかさずまた唇を奪って、彼の身体をすぐ近くのベッドに押し倒した。

    「…いや、付き合うとも。君から誘うなんて滅多にないからな」
    「ふふふ…そうかな、私にだってそういう気分になる時はあるよ」




    夜は長い。この甘美なる一時を楽しもうじゃないか。
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