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    オキタ

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    オキタ

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    創作サバイバー設定
    【ミカエラ・レイン】

    ##創作

    【プロフィール】
    年齢 20歳
    出身階級 貴族
    職業 救済者
    好きなもの 兄さま・花
    嫌いなもの 自分・孤独
    趣味 ひなたぼっこ
    得意な事 救助活動

    【性格】
    献身的・真面目・世間知らず(本来は寂しがり屋の甘えん坊)


    【容姿】
    身長160㎝未満の小柄で細身ながら実はEカップという巨乳。
    元は亜麻色の髪だったが幼少期の事件後白く変貌、長かった髪も家を出る時にバッサリ切り落とした。事件の影響から笑う事ができなくなり、青い瞳も光を灯さない。
    事件から長い時が流れたが彼女の頬から鼻下にかけてできた大きく切り裂かれた跡は未だに彼女の心の傷と同様消えることはない。

    【経歴】
    ぼんやりとした表情の儚い印象の女性。
    誰に対しても敬語と苗字に様づけで呼ぶ。逆に砕けた言葉で喋るのは苦手で育ちの良さが伺える。
    世間知らずな面があり、単純で幼さが残る。
    笑う事はなく、常に一人でおり、人付き合いに消極的な印象を持たれるが決して不親切ではなく、頼まれた事を献身的にこなす生真面目さを持つ。

    生まれつき『人の記憶や心を感じとる』能力を持つ。
    幼少期は制御不能な能力により濁流の様に押し寄せる『声』に日々心身を弱らせていた。両親の目には何もないのに泣き叫び、怯える子供にしか見えず疎ましく思われており、唯一、兄だけがそばで愛情と献身を捧げてくれた。
    しかし、その兄と共に遊んでいた時、児童連続誘拐殺人犯に遭遇、拐われる。
    (この時、犯人に兄への脅しとしてミカエラは顔に切り傷をつけられる。)
    兄は犯人に凌辱後、殺害されてしまい、ミカエラも凌辱されかけるが決死の反撃で犯人を殺害、唯一生き残る。
    自身を愛してくれた兄を喪った事、守れなかった事、生き残ってしまった事の罪悪感、両親からの冷遇が心に大きな傷となり発狂してしまう。
    数年間、廃人として屋敷での軟禁生活を余儀なくされるが、ある夜、どこからか聴こえた『声』に僅かに正気を取り戻す。
    誰かの助けを求める声だと悟ったミカエラは虚ろな瞳で屋敷から抜け出す。
    以来、助けを求める声に導かれるままさ迷い、命懸けで人々に手を差し伸べる救済の狂人となった。
    世間では『救済の使い』と都市伝説のように語られている。
    彼女にとって全ての人は救う対象で、唯一人、己のみ苦しむべき存在だと本気で信じている。
    ミカエラの身体は生きているが健全な心は兄が死んだ日に殺された。
    今のミカエラは少女の残骸だ。
    端から見ればどうしようもなかった事件だとしても、唯一を守れなかった自分は地獄に堕ちるべき赦しがたい存在だとミカエラは頑なに信じている。
    この世で生き地獄を味わって、死んでも地獄に逝くべきだと。
    怖い、苦しい、痛い、そんなものは嫌だ、逃げてしまいたい。
    だからこそ、全部自分が受けるべきだと狂った頭で信じている。
    ミカエラが荘園にきた理由、それは賞金でもなんでもない。
    『人々の救いと己の惨たらしい死』だ。

    荘園でもミカエラはひたすら献身的に仲間を助け続け感謝されるが、打ち解けずどこか距離を取る態度に仲間達は戸惑う。
    ミカエラの能力はとても強い感情…助けを求める等…でない限りそばにいるだけなら心の声も風の音のようなノイズにしか聞こえないが、ミカエラに触れるとなれば話は別だ。
    大量の記憶・感情がミカエラの頭に流れ込んでしまう。
    もし、何かの弾みで接触すればミカエラの意思に反して相手の心を無遠慮に覗き見てしまう。ミカエラはそれを恐れて常に一人でいる様にしている。
    ミカエラは本来とても寂しがり屋だ。
    彼女にとってこの能力がある限り、暖かな交流は難しい。
    ミカエラの兄はよくミカエラを抱き締めていたが、ミカエラは兄の心を読む事ができなかった。
    ミカエラにとって兄は愛する家族で心許せる存在だ。それはつまりミカエラの能力は愛する存在には通じないという事。
    不安定な心からくるこの能力は愛情という暖かな安心感があれば制御可能なのだ。
    しかし、人との交流が難しいミカエラがそれに気付く事はできるのかわからない。

    危険なゲームで彼女は幾度も身体を張って仲間を助け庇う。頑強でも、恵まれた肉体もない彼女が血塗れになっても立ち続けれるのは彼女の心が壊れているからだ。
    骨が折れても、血を流しても、自己の命よりも誰かの為に動いてしまう、…身体の限界を無視して。
    身体を酷使したその結果、ミカエラの身体は限界か迫っている。
    このまま己を愛せず、壊れた心を戻せないならば、ミカエラの終わりは近い。




    (救いが中々無いので夢主として血みどろ混ぜつつほのぼのかいていきたい。)
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