または奇妙なアイデア1.
黒咲隼とデニスはフロアガラスの前にあるソファに座っていた。
デニス:「今夜の月は綺麗ですね」
黒咲隼:「俺も」
デニス:「何言ってるの?」
——アメリカ人は日本人のラブコトバが理解できないのだ。
2.
隼デニが道を歩いていると、夕日が見えてきた。二人は少し足を止めた。黒咲が歩き始めようとした瞬間、デニスが突然彼の手を引いた。二人の目が合ったとき、黒咲が先に笑顔で口を開いた。「俺も君を愛してる」
3.
隼デニが喧嘩をして、黒咲は家から飛び出していった。
デニス:「団地の中をずっと探してたよ、すごく寒いんだ。黒咲、早く帰ってこい」
黒咲隼:「俺、出てきてからずっと玄関の前で座ってたんだ」
4.
隼デニは、相手を泣かせないと外に出られない部屋にいた。
デニスは黒咲を感動させて泣かせようと準備をしていたが、振り返ってみると、黒咲の拳がもうすぐ眼前に迫っていた。
5.
隼デニが一緒に座っていたとき、デニスが突然「目を閉じて」と言った。黒咲はキスをされるのだと思い目を閉じたが、実はデニスはこっそり黒咲が持っていたアイスクリームを半分食べてしまったのだった。
6.
デニスは怒りにかられ、黒咲隼の上に乗っかって殴ろうとした瞬間、相手が腰を突き上げてきた。
7.
デニスはたくさんの人形を作り、黒咲隼に必ず身につけているように要求した。
無愛想で冷酷な男の黒咲隼は、いつも赤いマフラーの中に、さまざまな怪獣の小さな人形——RRだったりEmだったり——を詰め込んでいた。エクシーズ次元のみんなは、もうそれに慣れてしまっていた。
ある日、黒咲隼が頭の上に鳥を乗せて決闘に現れた時、サヤカは驚きながら一言聞いた。
黒咲隼:「マフラーの中にもう場所がないから。」
8.
デニスはキスをした後、黒咲隼に「甘かった?」と尋ねると
黒咲隼はしみじみと味わいながら「どうして甘いわけがない」と言った
するとデニスはちょっと考え込んで、ぶつぶつと呟いた
「なるほど、次は苺味のキャンディは食べちゃダメだな。別の味に換えようか…」