『ロープで亀甲縛りを初体験!』++++++ いとま
『ロープで亀甲縛りを初体験!』
めちゃくちゃ亀甲縛りをされてみたい!と直感で思い立つ。
でもやったことがないからやり方がわからない・・・。
周りに教えてと聞いてみたらごみを見るような目で見られるようになってしまった。
でも、あきらめたくない!俺は絶対に亀甲縛りをするんだという意思の元、
体験する為素人童貞無職の男沙明はいつもはいかないSMクラブへ足を運ぶのであった。
++++++ たけのこさん
「あら〜素人童貞無職包茎早漏短茎くぅん♥️いらっしゃぁい♥️
亀甲縛りを教えてくださいだと?100年早えんだよ!!」
膝ををピンヒールでガっと突かれ、思わず跪く。体感したことの無いどくどくとした快感が全身を這う。
「は、はい…すみませんでしたぁ…」
「オラァ!喋る豚がどこにいんだよ!」
「ブビィ!ブヒィ!!ブヒブヒィ!」
こうして俺は亀甲縛りの修行の一環として家畜になる事になった。
++++++ ゆうり
それからというもの、俺は人間としての言葉を失い、徐々に理性も失っていたと思う。
思うというのは過去を振り返ってのことだから、この時の俺がどう思っていたかは謎だが。
「ほおらほら、豚ちゃんのすることはなんですかあ?言ってみなさいよ~!あっ、そっか~!豚だから喋れないっけ~!」
「ブヒィン・・・!」
あの時の快感を味わたいがために鳴く。
しかし彼女は想像とは裏腹にロープですることと言えば手足をクロスに縛ったり、口に咥えさせタラタラと流れるよだれもそのままに鳴けと命令するだけ。
どこが亀甲縛りの修行だ、そう言えればよかったがたまにご褒美と称してその高い高いピンヒールで鳩尾や口内、挙句は尻の穴をあれこれもてあそぶ。
++++++ くるるさん
六角形に結びついた星座がダチョウ倶楽部のように輝いた。
あれがアナル、アスタリスク、直腸、ベガ、君が指差す尻の大三角形。
彼女は優しく加工前のウインナーに指を這わせる。
あっ。
ケツメイシが横揺れをするように、あなるからあふれるecstasy、そこにはリアルでしか味わえない本物があった。
鞭のようにしなやかに、あどけなさを隠したその紐がたけのこの身体を縛り上げる。
亀は仙人、鶴は鶴瓶円と言ったもの。
人にはそれ相応のカメハメはがあるのだ。
丹田に貯めた、黒い塊が直腸を下り野に放たれる。
人というパゴスがアルキメデスによる観測を逸れると、アドレスを超えた地点に、その輝きを見せた。
途切れ途切れに綴られたラブレターに書いた言葉。
鞭はキッコーマン。
とある醤油メーカーも真っ青な愛の印。
++++++ ちみにぃさん
──あまりにも激しすぎる刺激の奔流に、脳の回路が焼き切れる。
あぁ、なるほど……これが「頭バカになっちゃう!」というやつか。
薄れゆく理性、意識の中、最後に思ったことは「もうどうにでもなれ……ナスがママならキュウリはパパだ、それでいいのだ」だった。