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    kameyamakameta

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    kameyamakameta

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    フラノイのチラ裏

    「俺はお前のことを美味そうだと思うがな。」
    「良くもまあ、俺みたいな食うところ無いシャケにむかって。適当なこと言ってると隊員に嫌われますよ。本当にそう思ってるってんならどこが美味そうなのか言ってもらえますかね?」
    「そうだな、確かに肉は無いが…骨をしゃぶって、噛み割って、中の骨髄を啜ると美味そうだと思う。」
    「こっ、こつずい…。」
    「骨髄。」
    「変態!ど変態ですよアンタ…!!」
    「お前が言えって言ったんじゃないか。」
    「ほんっとに、なんなんだ…」
    「おい?どうした?座り込んで。」
    「っ、腰が抜けたんです!アンタがあんまり変態なんでびっくりして!」
    「それは腰砕けになったと言うんじゃないか?」
    「うる、さい、ですよ…」
    「逃げないならこのまま寝床に引きずり込むが、いいか?」
    「…。」
    「座り込むどころか寝たな。」
    「…早く連れてってください。」
    「あまり煽られると手加減出来ないぞ。」
    「しなくていいです。今日は、その、…骨までしゃぶって欲しいので。」
    「お前…2日は起きれないから覚悟してくれ。」
    「ん、そのくらい激しいの、その、嫌いじゃ無いです」
    「…どうしたんだ、今日は。」
    「う〜…。言っても、怒りません?」
    「…他のシャケに何かされたと言う話じゃあないよな?」
    「違いますよ。てかそれで怒らんで欲しいですけどね…過保護だなぁ。じゃなくてその」
    「なら良い。なんだ?」
    「前に、一回激しくして、もうこういう風にしないって約束してくれたでしょう?」
    「ああ。…いや、さっきああは言ったが、今日はちゃんと抑えてするから安心して欲しい。」
    「…あれから、その、ちょっと、ものたんないっていうか…」
    「…」
    「さっき骨までしゃぶられるって話、で、その、あの時、みたいに、される、かもって、う、あ、ま、まだ、言わなきゃダメです…?」
    「ダメだな。どうして欲しいか全部言ってみろ。お前は毎回、変な方向に我慢強くていけないと思っていたんだ。ねだれ、俺に。」
    「う、うぅ…」
    「ほら、どうして欲しい?今日はお前に強請られないと何も出来んぞ?」
    「きゅぅぅ…」
    「…こういうのも好きか。なるほど。」
    「きょ、きょう、だめだ、なんか、ぜんぜんおさえらんな、たいちょ、ごめんなさい、きょうだけ、ゆるして…」
    「ああ、いいぞ。甘やかしてやる。」

    「あの、昨日のことは、わ、忘れてもらえます…?」
    「絶 対 に 嫌だが。」
    「ぅ"〜…」
    「ん。」
    「あ、の、だめ、です、だめ…」
    「おいで、ノイジー。」
    「う、うう…」
    「…よし、いい子だ。」
    「だ、ダメだ、全然堪え性がなくなってる…」
    「いいことだな。というか、どれだけ我慢していたんだ?昨日したいって言われたことのほとんどいつしたっていいことだったが?」
    「だ、だって、たいちょうと、おれ、つりあわないし…」
    「…あ"あ"?」
    「おっ、おこんないって…」
    「怒ってないぞ?昨日はな?」
    「ま、まって、あの、さいごまできいてほしくて…」
    「…いいだろう。」
    「えっと、あの、たいちょうは、おいしそうで、カッコいいでしょう?」
    「…ありがとう。」
    「じ、じじつなんで…。んで、オレは、その、まずそう、でしょ?」
    「昨日さんざっぱらしゃぶり尽くしたんだが。大変美味しく頂いた後で何を言ってるんだ。」
    「う"う"…そ、それがおかしいんですよ…。なんでこんなカッコいいシャケが、オレといっしょにいるんだろうって、おもって、わぁ、ここからみるたいちょうかっこいい…わ、わぁあ!!」
    「ふ、ふふ、頭ふわふわだな。なるほど、お前いつもかなりセーブしてたんだな。今ならなんでも話してくれそうだ。」
    「きょ、きょうはもう、だまる、だまります…」
    「そうなのか?俺はお前と話したいんだが。」
    「うう、おれだって、おはなし、したいけど…き、きらわれるの、やです…やだ…」
    「逆に聞くが嫌われる自信があるのか?」
    「わ、かんない、です。でも、おれ、たいちょうに、きらわれたら、っておもうと、めのまえ、まっくらになる…」
    「…お前それ何かトラウマ抱えてないか?」
    「とら?」
    「あー…同じような状況で、嫌な目にあったりとかしていないか?」
    「…」
    「あるんだな。」
    「ち、ちがいます、おれが、まちがえたこと、おもいだしただけで」
    「間違えた?」
    「まだ、ふつうのシャケのときに、そのときのたいちょうに、よばれて、それっきりだっただけです。それだけ。」
    「同じことが俺でも起こったらと?」
    「ひっ」
    「っすまん、想像させたな。そんなことは起こらないから安心してくれ。」
    「そう、です、よね、たいちょうは、やさしいし、おれのこと、むししたり、しないし。」
    「…そいつの名前、覚えているか?」
    「わすれましたし、もう還ってます…。」
    「チッ…」
    「うわぁ、たいちょうのしたうちってはじめてきいた。」
    「昔は行儀が悪かったからな。」
    「たいちょう、あの、ききたいことが、あるんですけど…」
    「なんだ?」
    「たいちょう、もしかして、おれのこと、その、すき、です?」
    「…。」
    「あ、えと、その、ききかた、おかしかったですよね、えっと、その」
    「…愛だ恋だというには、暴力的だな。」
    「えっと…?」
    「お前がもし俺から離れようとするなら、殺して食べようと思っている。」
    「ふぁ…」
    「…嬉しそうだな。」
    「うれしい、です。う〜、すきです、たいちょう、すき…」
    「おや、急に素直じゃないか。」
    「いまのはなしが、うそでもおれわかんないけど、それでもうれしいです。うう、だめだ、あまやかしてほしいの、じぶんでがまんできない…。たいちょうにがまんしろっていってもらえれば、できる、けど…」
    「我慢する必要なんかないだろう。いくらでも甘やかしてやる。」
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