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    hal_hakutyumu

    @hal_hakutyumu

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    hal_hakutyumu

    MEMOコンドーム付けて遊ぶ千ゲ「俺さ、巻くのだけは得意なのよ」
    酷く真剣に、それでいて得意そうに瞳を撓めて、目の前の男が言った。
    白黒の頭のその男は、既に素っ裸でシーツに皺を作り胡坐を掻いている。
    「だから、巻きたかった」
    男の手の中には、くるりときれいに巻き取られたコンドーム。
    可愛いピンクのその薄皮は、臨戦態勢の千空の息子に先ほどまでぴたりと張り付いていたものだ。
    新品同様にきれいに形状を戻しているが、千空の息子の人工的な滑りを見れば使用済みなのは、一目瞭然だった。
    「ほら、見て、この完璧な巻きを」
    真剣な表情で、掌に置いたコンドームを目の前の男が見せてくる。
    ぷくっと中心が膨れていた。
    「ちょっとだけ、伸びてんのは千空ちゃんのが大っきいからで、俺のせいじゃない」
    まるで責めるような瞳を向けられる。
    向けられるが、絶対に千空は悪くない。
    先程まで、睦あっていた相手にいざ挿入しようとした瞬間、柔らかな手が伸びてきたと思ったらはぎとられていた。
    早かった。
    目には見えたが、早かった。
    くるくると指先が器用に巻き取った。
    「………うまいな」
    「でしょ!?」
    酷く嬉しそうに目の前の男が笑みを浮かべる。
    ふふんと鼻を鳴ら 1939